京王井の頭線沿いのアジサイが見頃 2万4千株、斜面強化の狙いも

細沢礼輝
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 京王井の頭線(渋谷―吉祥寺)の線路脇に植えられたアジサイが見頃を迎えている。ピンクや青など色とりどりの大輪が、乗客らの目を楽しませている。

 京王電鉄によると、アジサイの植栽が始まったのは1990年ごろ。景観の向上だけでなく、斜面に植物を根付かせることによって、雨による斜面の崩落を防ぐ狙いもあったという。

 現在では約2万4千株に増え、新代田―東松原駅間や、西永福―浜田山駅間などが見どころだ。アジサイを描いたヘッドマークを付けた車両も1編成用意され、23日まで走るという。(細沢礼輝)

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