近鉄車庫で回送列車が脱線 近鉄大阪線の一部に始発から運休や遅れ
8日午後9時40分ごろ、大阪府八尾市の近鉄大阪線の車庫で回送列車が脱線した。この影響で、近鉄大阪線は9日の始発から一部列車に遅れや運休が出た。
近鉄によると、20代の運転士が信号を確認しないまま、8両編成の回送列車を車庫に入れようとして4両目の一部が脱線した。列車には運転士と車掌の2人が乗っていたが、けが人はいないという。
復旧作業のため、9日午前6時半ごろまで同車庫から他の車両を出せなくなった。近鉄大阪線は始発から、上下線の一部列車に運休や遅れが発生。同日午前9時30分時点でも最大10分の遅れが出ている。