人口増減巡り、東京都内の自治体で分かれる明暗 増える街を訪ねた

有料記事統一地方選挙2023東京インサイド

滝沢貴大
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 東京都内では近年、人口の増減を巡って自治体ごとに明暗が分かれている。人口は税収や地域の活力と直接つながるだけに、自治体にとっては切実な課題だ。格差の背景は。そして対応策は――。

 JR中央線東京駅から約40分。今月上旬、国分寺駅に降り立つと、駅のコンコースは大勢の人でにぎわっていた。北口を出ると、目の前には真新しいロータリー。振り返ると駅に隣接した2棟のタワーマンションがそびえ立っていた。

 都の推計によると、国分寺市の今年3月1日時点の人口は13万935人。同じ日で比べると昨年は13万451人、5年前の2018年は12万4484人と、近年は増加傾向にある。

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