GWの東海道新幹線、昨年より混むかも? 指定席の予約、1.57倍

高絢実
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 JR東海は14日、ゴールデンウィーク期間(28日~5月7日)の予約状況を発表した。新型コロナウイルスの影響で遠のいていた客足が回復傾向にあり、東海道新幹線の指定席予約は昨年の1・57倍だという。

 同社によると、予約できる東海道新幹線の指定席数は昨年比4%増の約365万席。13日時点で約110万席に予約が入っており、コロナ前の2018年比で95%程度だという。

 下りのピークは5月3日、上りのピークは6日。席にはまだ余裕があるという。同社は、今年4月からシーズン別の指定席特急料金を見直しており、「最繁忙期」のゴールデンウィーク期間は通常期より400円高い。ゴールデンウィーク期間の前後は閑散期に設定され、最繁忙期より600円安くなるといい、同社は混雑を避けるためにも時期をずらした利用を呼び掛けている。ほかにもインターネット上で新幹線を予約できる「スマートEX」サービスなどの利用もすすめている。

 中日本高速道路(NEXCO中日本)もゴールデンウィーク期間の高速道路の渋滞予測を発表した。下りは5月3日と4日に、上りは同3日~5日に10キロ以上の渋滞が多発すると見込まれる。

 特に下りは3日午前7時ごろに秦野中井インターチェンジ(IC)付近で約45キロ、上りは5日午後3時ごろに綾瀬スマートIC付近で約50キロの渋滞が予測されるという。(高絢実)

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