JR九州、出産祝い金を1万円から最大50万円に増額 子育て支援策
加藤裕則
JR九州は子育て支援策として、出産祝い金を大幅に増やすことを決めた。2024年4月から。社員や契約社員、その配偶者が出産した場合、いまの一律1万円から第1子30万円、第2子40万円、第3子以降50万円にする。
新たな人事・賃金制度の一環で、29日に労働組合に提案した。古宮洋二社長は「出産を会社としても支援していきたい」と少子化に会社として取り組む姿勢を示し、「鉄道会社は人が集まってなんぼの世界。人が少なくなることが最悪のこと」と語った。
24年度から基本給も引き上げる。1人あたりの賃金で22年度比平均11・8%の上昇となる。(加藤裕則)
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