「駅長」のHKT48が盛り上げに一役 西九州新幹線開業から半年

岡田真実
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 「出発」

 23日午前9時50分、アイドルグループ「HKT48」のメンバーのかけ声で、西九州新幹線「かもめ16号」が勢いよく走りだした。

 長崎駅であった、「HALF BIRTHDAY 出発式」。西九州新幹線開業から半年に合わせ、HKT48のメンバー3人が長崎駅の一日駅長を務め、出発合図や構内アナウンスをした。

 今回のイベントは、10日から始まったJR九州とHKT48による共同キャンペーン「私たちも、かもめ。プロジェクト」の一環。6月10日までをキャンペーン期間とし、博多駅や佐賀駅、西九州新幹線の各駅にHKT48メンバーの等身大パネルを設置するほか、メンバーが「かもめ」に乗って旅する動画を配信し、西九州新幹線や沿線の魅力をPRする。

 JR九州広報部の担当者は、「開業から半年を節目に、全国で活躍されているHKTさんの力を借りながら盛り上げていきたい」。一日駅長を務めたHKT48の最上奈那華さんは、「これを機に行ったことのない駅にもかもめを使って行ってほしい」と話した。

 長崎県の大石賢吾知事は「今後とも開業効果を持続させ、県内各地へ波及効果を広げていけるよう取り組んでいく」などとするコメントを出した。(岡田真実)

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