鉄道の新線や「新駅」が都市圏に相次いで誕生する。18日には神奈川、東京、埼玉の7社局14路線をつなぐ「新横浜線」や、大阪駅の拠点機能を高める新たな地下ホームなどが開業した。福岡市営地下鉄「七隈線」も27日に延伸予定で、利便性向上や経済効果に期待が高まる。

 相模鉄道(相鉄)と東急電鉄(東急)が相互直通運転をする「相鉄・東急新横浜線」が18日、開業した。都心から東海道新幹線の新横浜駅へのアクセスが向上するなど利便性が増す。

 18日早朝、新駅の新横浜駅ホームであった出発式では、相鉄の千原広司社長が「新しい人の流れが生まれ、各地域の活性化と発展につながることを期待したい」、東急の福田誠一社長も「(相鉄と)しっかり力をあわせ安全輸送の確保に努めたい」などとあいさつした。

 午前5時8分、鉄道ファンらでギュウギュウ詰めになった8両編成の初列車が駅長らの合図でホームを離れ、浦和美園駅(さいたま市)に向かった。

■新線がつなげた路線の総延長は…

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