酔って非常ボタン、列車止めた疑い 2分の遅れ、国交省職員を逮捕

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 阪神電鉄神戸三宮駅(神戸市)で必要が無いのに非常ボタンを押して列車を止めたとして、兵庫県警葺合(ふきあい)署は13日、国土交通省神戸航空交通管制部職員の男(35)=神戸市西区=を偽計業務妨害の疑いで逮捕し発表した。「酔っ払っていてよく覚えていないが、非常通報ボタンを押したのだと思う」と容疑をおおむね認めているという。

 署によると、12日午後10時40分ごろ、阪神電鉄神戸三宮駅の下りホームで非常ボタンを押し、業務を妨害した疑いがある。警察の呼気検査では、呼気1リットルあたり0・54ミリグラムのアルコールが検出されたという。

 この影響で、高速神戸発大阪梅田行きの普通列車に約2分の遅れが出た。神戸航空交通管制部によると、当日、容疑者は公休日だったという。

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