天守の最上階から手を振る和服姿の外国人が2人。見下ろす先には山陽新幹線の駅がある。「駅近の城」として知られる城郭を、宿泊施設として活用する「城泊」の計画が進んでいる。
「ふくやま、ふくやまです」
列車到着のアナウンスが流れる新幹線ホーム。降車した男性客のひとりが足を止め、スマホを取り出した。
レンズの先にあるのは、ホームの正面にどっしりと鎮座する福山城(広島県福山市)の城郭だ。白壁の鮮やかな天守や櫓(やぐら)などがくっきりと見える。
JR福山駅の岩本圭司駅長を訪ねると、おすすめの撮影場所を紹介してくれた。延長400メートル以上ある新幹線の上りホームの東寄り、14号車が停車する付近だ。「あそこなら、城の立体的な配置が見渡せますよ」
記事後半では、地元で人気のグルメスポット紹介や会員登録すると応募できるプレゼントもあります。2月12日(日)締め切り
城に面した駅北口は「福山城…
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