「はるか」は21倍、「ラピート」3倍に 関空発着の特急、利用急増

有料記事

松岡大将
[PR]

 関西空港を発着する特急の利用客数が回復している。南海電鉄は31日、特急「ラピート」の昨年12月の利用者が、前年同月の3倍超だったと明らかにした。JR西日本の特急「はるか」は、年末年始の利用が21倍に増えた。新型コロナウイルスに伴う政府の水際対策の緩和などが後押ししたもようだ。

 南海によると、2022年12月のラピートの利用者は22万3千人。前年同月の7万人から大きく増えた。乗車率は約6割で、コロナ前の19年同月の水準まで回復した。

 JR西によると、昨年12月28日~今年1月5日の「はるか」の利用者は5万1千人。前の年末年始の21倍に急増した。ただコロナ前(18~19年)の年末年始と比べると6割という。

 両社は水際対策の緩和により…

この記事は有料記事です。残り89文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

※無料期間中に解約した場合、料金はかかりません