秋田新幹線、停電で真っ暗な車内に乗客1時間 21日始発から再開

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 20日午後9時半ごろ、JR田沢湖線盛岡(盛岡市)―神代駅(秋田県仙北市)間で停電が発生した。この影響で、同区間を走っていた秋田発仙台行きの秋田新幹線「こまち96号」は赤渕駅(岩手県雫石町)で停車し、車内も約1時間にわたって停電。乗客51人は一時、暖房が切れた真っ暗な車内で待機していたが、盛岡駅までタクシーで移動した。

 安全の確認が取れたため、21日は始発から運行を再開している。

 JR東日本秋田支社によると、停電は雫石―赤渕駅間での倒木の影響とみられ、秋田県内では上下線計3本の秋田新幹線が区間運休した。

 停電の影響により、東京発秋田行きの「こまち43号」(乗客106人)と同「こまち45号」(乗客約100人)も盛岡駅で停車。同駅に用意された「列車ホテル」では約200人が一夜を過ごしたという。

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