「のぞみ」初の新横浜駅始発、3月から 新線開通で需要アップ見込む

小川崇
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 JR東海は、3月18日のダイヤ改定に合わせて、東海道新幹線のぞみ」を新横浜駅始発で初めて運行する。相模鉄道横浜市)と東急電鉄東京都)の新線「相鉄・東急直通線」の開業によって新横浜駅の利用増を見込んでおり、臨時列車として月に平均10本ほど走らせる予定だ。

 臨時列車は定期列車と異なり、需要に応じて運転本数が期間ごとに異なる。JR東海によると、月曜日と土曜日を中心に新横浜始発(午前6時3分発)を設定。週末を自宅で過ごし朝一番で出社する単身赴任者や、旅行者の利用増を狙う。新横浜始発は、現在の品川駅始発と比べて名古屋駅新大阪駅にそれぞれ9~10分早く到着するという。

 臨時列車の運転期間は6月30日までだが、「7月以降も利用に応じて継続を検討していく」としている。(小川崇)

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    中川透
    (朝日新聞編集委員=経済、暮らしとお金)
    2023年1月20日19時40分 投稿
    【視点】

     相鉄沿線の人には悲願だった東急との直通運転がいよいよ3月に迫りました。近いようで遠かった新横浜駅。横浜駅での市営地下鉄かJRへの乗り換えは重い荷物を持っていると大変でしたが、新線が開通すると、二俣川駅から新横浜駅まで直通で15分弱。驚きの

    …続きを読む