昔のシモキタ? 湘南海岸公園駅が「住み続けたい」首都圏1位の理由
小林直子
決して都心へのアクセスがいいとは言いがたい。いや、むしろ悪いほうかもしれない。
神奈川県藤沢市の江ノ島電鉄・湘南海岸公園駅は藤沢駅を出てから4駅目。1日の乗降客数が2千人にも満たない無人駅だ。
そんな駅が昨年、リクルート(東京)が発表した「住み続けたい街(駅)ランキング」で首都圏トップに輝いた。いったいどんな魅力があるのか。記者が歩いた。
駅を降りると、閑静な住宅街が広がる。その先に広がる境川の河川敷では、様々な年代の男女が犬の散歩やランニングをしていた。
住宅街の一角には、花屋や洋菓子店、飲食店がぽつぽつと点在している。一方で全国展開のファストフード店やスーパー、コンビニは見当たらない。
「最初は心配でした」
直感にしたがって出店を決めたものの…
なぜ、湘南海岸公園駅が1位になったのでしょうか。記事後半では、調査を担当したSUUMO編集長が人気の理由を読み解きます。
2016年にオープンしたコ…
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