新幹線の電柱の耐震化工事、JR東が専用車両で作業効率化へ

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小川崇
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 JR東日本が新幹線の高架上の電柱を交換する専用車両を導入し、耐震化工事のペースを早めている。電柱1本あたりの作業を1時間ほど短縮することで、計画の前倒しをめざす。最大震度6強を観測した昨年3月の福島県沖地震を受け、有識者による国土交通省の検証委員会は、電柱や高架橋を支える柱について早期の耐震化を促している。

 昨年12月21日未明、埼玉県久喜市にある東北新幹線の高架上線路。高所作業設備などが連なる専用車両(全長52メートル)が到着した。

 作業員10人でコンクリート…

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