JR東日本、銀行代理業に参入へ 24年春から 楽天銀行と連携

小川崇
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 JR東日本は13日、2024年春から銀行代理業に参入すると発表した。同社のグループ会社が楽天銀行のシステムを使い、自社ブランド口座「JRE BANK」をはじめる。

 楽天銀行での口座開設を仲介し、手数料を得る仕組み。買い物や「Suica(スイカ)」へのチャージに使えるJR東の「JREポイント」と連携させることで、預金や住宅ローンなどのサービス利用時にポイントが付与されたり、新幹線利用時に優待を受けたりできる特典を検討しているという。

 金融サービスの提供で、新たな利用者獲得や現状の顧客維持を狙う。JR東の深沢祐二社長は13日の会見で「より幅広いお客様との接点ができ、より長いお客様へのサービスが継続的に提供できる」と意義を強調した。(小川崇)

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