2日に武蔵丘を出場し小手指に留置されていた西武旧2000系2417F・2419Fですが、5日に行先表示機の撤去や連結器の自連への交換といった動きが確認されています。状況から甲種輸送の準備が行われているものと推測されます。なお、6/7に武蔵丘車両検修場で行われた「西武・電車フェスタ」では旧2000系が搭載している機器の展示に他事業者への譲渡を示唆するメッセージが書き込まれていました。
西武2000系を巡っては昨年10月に新2000系2451F・2453Fが彦根まで甲種輸送され近江鉄道へ譲渡されていますが、今回の旧2000系2417F・2419Fはどのような動きとなるのでしょうか?

西武旧2000系 自連交換・行先表示機撤去 甲種輸送準備か
小手指で留置されている西武旧2000系2417F・2419Fですが、本日いずれかの車両の行先表示機の撤去と先頭車に自動連結器が設置されたことが確認されました。状況や前例から甲種輸送の準備が行われているものと推測され、今後の動向に注目されます
コメント
西武は6000系以降は長編成固定化が進んでることを考えると2000系が西武史上最後の他社譲渡車になるかもしれません
かつて8連固定だった3000系が6連で近江に譲渡され、先頭車を電装して使用しているケースがあります。また、30000系には2連がいます。他社事例等も見ると、長編成だから今後他社譲渡が無いと断ずるのは早計かと。
改造後数年放置されそもそも2本しか導入がないことを考えるとスペア程度でしょう
30000系は多分8連や10連と組み替えて西武内で使い切るでしょう
2連が居る30000系はともかく8連以上しか居ないアルミ車両を、各地方路線において中古車としてわざわざ改造してまで導入するものでしょうか?
ステンレス車両以上に先頭車化が非現実的ですし、実質選択肢の無い3ドア18m車両ならともかく(03系、尤もこれの廃車で狭軌路線からワンオーナーのアルミ18m3ドアは実質消滅しましたが)、4ドア20m車両なら同時期廃車のステンレス車両を選んだほうがあらゆる面で安価でしょう。実際、現時点で20mアルミ車両の他社譲渡事例はありません(ただし系列会社間移動を除く)。
30000系はさすがに手放さないでしょう。
6000系あたりならまだ分かりません。西武ではありませんがJRの205系や東急8000系などでステンレス車の先頭車化・編成短縮などの実績自体はあり、西武側で置き換え時期が来て、なおかつ需要があるのであれば可能性は低いといえどもゼロとは言いきれないと思います。
近江の元3000系は先頭車の電装ではなくて中間車の先頭車化改造です(モハに、クハの運転台を接合しました)
9000系の可能性は?
機器更新済みで4両で鋼鉄製なので短編成化もステンレスやアルミよりしやすいです。
あと、30000系の2連もいつかは近江に行くかと(ちょうど近江の元西武101系、301系の本数と同じですし)
車体と制御機器が新しいだけで、根本的な足回りは101系そのものの形式を購入するくらいなら、2000系のほうがよほど維持面で効率的でしょう。
2000系と3000系で機器はほぼ共通で、予備品もまだまだ出てくる状態ですから。
全車電装品を20000系同等品でVVVF化している9000系は、サステナ車両なんて方策までとって省エネ化を進める西武ですから、それこそ使い潰すまで使い続けで廃車になる可能性が高いと思います。
30000系は、他の方も言われている通り組み換えの方が現実的では。まあ、これから何が起きるかわかりませんけどね。
引き続き近江譲渡と思われます。