2025年6月23日、網干総合車両所宮原支所所属の14系「サロンカーなにわ」の中間車5両(オロ14 706+707+708+709+710)が廃車のため、宮原(操)→向日町(操)→吹貨東の経路で回送されました。



茨木にて。

21日に最後の営業運転を終え、僅か2日後に廃車回送される事となりました。牽引は下関総合車両所所属のEF65 1124が担当しました。

「サロンカーなにわ」がスロフを一切繋げずに走行しているのは初めてみましたね。珍しいのは確かなのですが、やはり寂しい気持ちが勝ってしまいます。


後打ち。

サロンカーなにわの妻面を拝める貴重な機会だったかなと。



岸辺にて。

嵯峨野トロッコ以外の客車がこの線路を走るのは基本的に廃車回送の時だけですね。「トワイライトエクスプレス」や「あすか」といったかつて宮原に所属していた客車もこのような形で廃車回送されていたなぁと。


(幕)

幕が既に宮原で抜かれていました。本当にこれで終わりなんだなと感じますね。


「サロンカーなにわ」が最後の客車のジョイフルトレインでしたので、これにて客車のジョイフルトレインは消滅という事になります。JR所属のイベント用、観光用の国鉄型客車という観点から見ますと九州の50系と北海道のノロッコ号用の50系が残っていますが、これらも先は長くないのかなぁと感じます。しっかり記録しておきたいですね。


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