ベルリン・フィル公演とコラボの特別快速「ワルトビューネ」号 | たっちゃんの鉄楽切り抜き帳

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 夏場はクラシック音楽界のオフシーズンなのだが、今年の7月はベルリン・フィルハーモニー管弦楽団が来日する。河口湖の畔で初の野外コンサートを開催するというのだ。いくら富士山麓と言えども暑い夏に野外コンサート。聴衆、団員、楽器など大丈夫なのか?と心配になる。
 しかもチケット料金が高く、通常のホール公演以上の設定(安い席がない)になっている。発売が開始されて間もなく完売とアナウンスされたので、そんなに物好きがいるのかと感心していたのだが、先々週ぐらいから毎日のようにチケットの販促メールが着信している。まだ残席があるのだ。不祥事を起こしたTV局が主催者なので、いつもの招待バラマキ分が余ったのだろうと推測している。
 暑い時期だし、遠いし高いし、プログラムも魅力なしなので、最初からスルーで傍観を決め込んでいたのだが、今度はこの公演と富士山麓電気鉄道(富士急行線)とのコラボが発表された。
 二日間の公演日の往路のみだが、富士登山電車(イメージ画像)を使用した特別快速「ワルトビューネ」号が運転される。ノンストップ運転だが、所要時間は初日の便で1時間と速くはない。事前申し込みの定員制で、会場までのバスもセットの旅行商品になっている。単独に発売すると、この列車だけが目的の乗り鉄に占領されるのを防ぐためだろうか。
 その他、6000系(元JR205系)を使用したラッピング電車も運転される。ヘッドマークと車外の装飾だけでなく、車内にはオケのメンバーの写真などが飾られ、さらに団員による車内アナウンス(録音)が流されるとのこと。こちらは誰でも乗車出来る普通列車として、既に運転が始まっている。
 
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