※この記事は2019年5月14日に、旧ブログ「ひゃっはー日和」に掲載したもので、一部書き換えてお届けいたします。
 
この当時、私は東京都墨田区在住でした。

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時は平成31年4月28日、日曜日。
 
私にとってはゴールデンウイーク初日であります。
 
9連休の長い休みの最初の日、お出かけ先がここになりました。
 
 
などと、いかにも今から始めます♪といった書き出しをしても無駄でありますな。
まだ駅におりますよ~。
JR久留里線の上総亀山駅からパシャリ。
 
最高にいい天気の中、まだ初夏のさわやかな風なのでマシですが、気温も上がっていっています。
 
時刻は午前8時台。
 
始発に近い電車に乗って、ここまでやってまいりましたが、実際にはこの久留里線下りの出発を待っていたりするうちに、結構時間が過ぎてしまいました。
 
木更津駅に着いたの自体は7時前だったんですよね。。。
 
 
久留里線各駅に飾られているこいのぼりは、ここも健在。
小さな駅舎の軒下で、真鯉と緋鯉が仲良しさん。
 
久留里線はどこの路線にもこの先つながらないので、用のある人しか訪れない場所みたいな感じです。
 
前出のように温泉やダム湖などの観光名所があるので、訪れる人はけっこういるのですが、たいていは自家用車で来てしまう人が多いです。
 
それもまあ、ここまでの電車の本数がかなり少ないというのも一因とは思います。
 
あと、千葉県の南、房総半島の住人さんに、バスの方が便利と教えてもらったことがあります。

房総半島を海沿いに走るJR内房線と外房線の出発駅、千葉駅や蘇我(そが)駅からも房総方面への長距離バスがけっこう出ているそうな。


 
線路の先は、行き止まり。
本線のほかに引き込み線だったのか?今は使っていないらしき線路が草に埋もれかけております。
 
構内踏切もなく、のんきに線路を渡って駅舎へ向かいます。
 
 
この日、わたしはめずらしく、ICカードではなく切符を買いました。
GW初日からSuicaを使いまくったら、あっという間に補充補充で、使った金額がわからなくなりそうだ~と思ったもので。
 
ゆきうさぎさんは普通にSuica使用。
 
で、木更津駅から歩き始めるつもりでいたけれど、着いたら久留里線の電車に乗りたくなっちゃったんですよね。
 
いっそのこと、逆から、終点から始めちゃう?と、その場のノリもあって予定変更し、ゆきうさぎさんが木更津駅で清算した証がこの清算書。
 
 
上総亀山駅にはこのようなものがございます。
乗車証明書の発行機です。
 
「この駅から間違いなく乗ったよ~」という証明です。
 
実は、JR久留里線は直線で32キロあるのですが、14駅中11駅が無人駅なのです。
 
そして、ICカードが使えないのです。
駅員さんがいれば、精算してもらえるところではありますが、それができない駅だらけ。
 
なので木更津駅までしか切符を買わなかった私と、スイカで乗ってきたゆきうさぎさんは木更津駅で精算してもらったのです。
 
ただ、千葉市内の駅から乗ってきたゆきうさぎさんのSuicaは、上総亀山までの料金をSuicaから引いてもらって、この清算書を受け取ったわけですが、東京都内から切符だった私の場合は。。。
 
なぜか、「一度改札の外に出て、新たに久留里線内の切符を買った方が安くなりますよ」といわれました。
 
なんでだろう?
 
おまけに木更津駅で切符売り場が見つけられなくて、ちょっと立ち尽くしたりしました。
 
 
切符を切符入れに入れて、駅舎の外に出ます。
 切符は撮るの忘れましたぁ。

久留里線自体は大正元年の開業ですが、終点である上総亀山駅は延伸後の開業なので遅れまして、昭和11年の駅開業となります。
 
 
実は久留里線に乗ったのが人生はじめてな私。
付近に来ることもたぶんなかったので、未知との遭遇です。
 
ゆきうさぎさんはマイカーで近くに来たことはあっても、電車で来たのは初めてとのこと。
 
また、行ったときは知らなかったのですが、上総亀山駅は君津市の駅でした。
久留里線がどの市にまたがって走っていたかも、知らんかった私。
 
とりあえず、線路が来た方向を見れば一応、道があります。
このままこの道を行くこともできたのですが、時間は早いしせっかく遠くまで来たし、という思いがムクムク。
 
 
線路の途切れる反対側を見ても、道があります。
 
そして、観光案内の矢印はこっちを指している。
 
 
そこへやってきた、地元のお猫様。
妙に貫禄ある風情で、私たちを促しておりました(嘘
 
 
ということで出発は大回りで。
 
線路止めを見つつ、亀山ダムなど見られないかな~と期待して、ちょっと離れた線路の反対側の道を目指すことにいたしました。
 
前振り長すぎですが、それでは歩き始めます。