アタゴールのお昼フレンチ。
冷静スープから始まりました。
カクテルグラスがなんともお洒落。
トリュフ風味でじゅんさいがトロっとしています。
じゅんさいののど越しにトリュフの香コクが詰まったスープでした。
オードブルはオロネ25形バックに。
白&野性アスパラをアレンジしたサラダ風です。
トリュフを感じるソースで味わうアスパラでした。
風味だけでなく、アートな盛り付けにしばし魅入っちゃいました。
そして、グラニテ。
口の中をさっぱりさせるシャーベットです。
ほんのり甘いソーダ系の極小氷は思いっきり爽やか。
お替りしたかったくらい^^
メインの肉料理です。
ローストした牛肉や、チーズをのせた牛肉のラクレットや生ハムとあわせられたのはグリーンピース。
サンジェルマン風というそうです。
パン屋さんで知っている名前ですが、グリーンピースの産地の名前からきているようです。
柔らかお肉の香ばしい味わいが、少しマイルドになりました。
添えられていたフランスパンとの相性もバッチリ。
デザートは見た目の色の通りにマンゴー&マンゴープリン。
上品な甘さと風味のカットされたマンゴーは、トロっとしてたまりません。
棒状のシナモンなど飾りがあり、ラッフルズ・スタイルと命名されていました。
デザートが終わると、楽しみの第2ラウンドがスタート。
オロネ25形に案内されました。
1989年に話題になった夢空間の客室部分。
当時の乗客になった気分で通路を進みます。
6室ある客室の一つに入ります。
事前オーダーしたコーヒーと小菓子がセットされました。
カップには” Nostalgie Istanbul Orient Express”の表記。
夢空間が作られる元になった1988年のイベントで日本を走ったオリエント急行の愛称名です。
いや~徹底していますね。
コーヒーカップの奥には、ドレープカーテン。
椅子など調度品とともに、オリエント急行の風格を感じます。
天井には寝台車としての客室らしい半球状ライト。
音と揺れを想像し、夢空間で走っていた頃の車内にひたった夢のカフェタイムを過ごしました。
オロネ25形との出会い、列車ダイニング風店内、アートで味わい豊かな料理、夢空間車両での滞在。
美味しいもの好きな鉄道ファンには最高なアタゴールのひとときでした!