先頃始めた東武野田線の話は、まだまだ終点が見えない、長い長〜い記録蓄積なのだが…
あまりずーっと書き続けていると、極端なマンネリに陥ってしまいそうな予感。
というか、既に実感が。
主に週末には、リアルタイムや近々の話、東武以外のネタもバシバシ挿し込んでいかないとなあ。
しばらくはバランスを見極めながら、しっかり整理して書いていく所存。
さて、東武亀戸線から「オムライス」こと8000系8575Fが引退してそろそろ1ヶ月。
あれからどうしたかな?とふと調べたら、13日に8576Fと共に廃車回送されたと知った。
ということで、出していなかった残りの記録を出す時が来た。
3月21日金曜日、五反野駅
もう幾度も撮影してきた、亀戸→西新井間の昼の定期回送。
この日朝までの亀戸線運用を終え、小休止後西新井に向かう定期回送。
8575Fは、4月19日の東向島駅以外では回送区間ではこの五反野駅のみでの記録になった。
そもそも、急行線を走る8000系そのものの記録が極端に少ない。
東京メトロ半蔵門線押上延伸・相互直通運転開始以降運転が減っていき、現在10000・10030系に
置き換えられてしまっているので、この走りそのものが貴重になってしまった。
それでも、昨年までは8000系だけが毎日走っていたはずの回送運用。
それが今年初めの10000系列運用開始から機会が減り、さらに時が流れ今はきわめて稀なシーンに。
そして西新井駅に追いつき、大師線運用に入っているところを記録。
現在大師線は、隣接する建物の建設工事のため、全列車が2番線から運転。
このため、スカイツリーラインのホームからも大師線ホームに発着する様が容易に撮影できた。
ここから記録は3月22日土曜日、西新井駅にて
編成写真はもちろんのこと、急行線を走ってくるさまざまな形式との並びも多数撮影できた。
運行終了が知られるにつれて撮影者は増えてきはしたが、それでもまだ雰囲気は比較的穏やか。
野田線に向かう時のついでではあったが、少しばかり最後の活躍を収めることができた。
そしてこの時は、北春日部に定期回送されていくところも。
…そして、さよならオムライスイベントの翌日、4月20日の日曜日午前。
最後の運用を粛々とこなすシーンに、立ち会う。
この日の西新井12:08着まで、1時間あたりほぼ6往復というピストン運用をこなしてきた。
その運用が終わるおよそ1時間半前、再度西新井駅に立った。
そして、大師線改札を抜けてホームへ?
ここは、大師線改札を抜けると無札状態での乗車に。
名鉄築港線、JR和田岬線と同じ運転方式となる。
大師線自体、乗車目的の訪問が約10年ぶり。
そもそも、参拝をしないため寄ること自体が極めて珍しい。
それでも、正真正銘のラストランと言うには実に穏やかな雰囲気が流れていた。
東京都内でも、北端だからというのも説明に乏しい。
それは、1時間あたり6本の記録密度の濃さがうまく分散を促してくれていたのだろう。
その恩恵を大いに受けて、この日、最後の記録に取り掛かったのだった。