京浜東北線2日だけのタイムスリップ!案内が2008年の情報になってしまったサイ108編成に乗車しました!


こんにちは!
今回は京浜東北線に関する記事を書いていきたいと思います。
一昨日~昨日にかけてサイ108編成で2号車LCDにエラー表示が起こっていました。Twitterでは大いに話題になっており、私もその情報を見て乗りに行ったわけですが、どのようなエラー表示が起こっていたのかと言えば、E233系デビュー当時の表示内容が出てしまうというエラーです。なぜかサイ108編成の中でも2号車の山側のLCD4台のみこのようなエラーが起こっていました。その他、8号車では湘南新宿ライン浦和停車~上野東京ライン開業までのデータになっていたようです。このうち、2号車のエラー表示を見に行ってみました!今回のその記事にしたいと思います。
ちなみに私は昨日乗車しました。午前中、都内で用事があり、その用事を終えて乗ったのですが、なんと朝のうちに「故障中」という紙が貼られてしまい、一部のみが見えるような状況になっていました。少し残念ですが、十分収穫はありました。

こちらが2008年ROMの全駅表示です。デザインが今と違いますし、駅も違いますね。まず品川と田町の間に高輪ゲートウェイがありません!そして快速ですので、神田が通過ということになっています。こう見てみると、今と全然違いますね。

そして懐かしの表示一覧です。まずは東京駅の案内

まずナンバリングがありませんね。そして乗換案内ですよ。上野東京ラインがありません!上野東京ラインは2015年開業ですから、それまでは東海道線だけだったのですよね。もう遠い昔の話のように思えますが、まだ10年ですもんね…。
そして北陸新幹線長野新幹線表記になっています!これまた懐かしいですね(笑)2015年に金沢まで延伸した際、呼び名が長野新幹線から北陸新幹線へと変わりました。私は未だに長野新幹線って言ってしまうのですが(笑)、こうやって表示されているのは本当に久々に見ましたね。上野東京ラインもない、長野新幹線表示、まさしくタイムスリップですよ、これ。不思議な気分でした。

続いて上野駅の案内です。

北行きに乗りましたので、上野以降は現行ROMでも上野東京ライン表記はありません。そのため、宇都宮線東北線)、高崎線表記は現在と同じです。違う点が京成線がありませんね。これ、私も知らなかったのですが、デビュー当初は京成線の案内はしていなかったのですね。ちょっと意外でした。そしてまたしても長野新幹線です。やっぱり長野新幹線が目立ちますね(笑)E2系赤帯が走っていたのが懐かしいです。



続いて王子駅の案内です。

王子駅で現在と違う点は、東京さくらトラム表記が無いことですね。現在は東京さくらトラム都電荒川線)という表記ですが、単純に都電荒川線表記になっています。東京さくらトラムという愛称がついたのは2017年からですから、このROMは愛称が付く約10年前のROMです。当然さくらトラムのさの字もあるわけがなく…(笑)これも時代の変化ですね。

続いて赤羽駅です。

赤羽はローマ字表記しか撮れませんでした。現行ROMでは、北行きの場合も湘南新宿ラインの案内が書かれるのですが、2008年ROMでは書かれていません。これも現在と違う点でしょうか。

最後に大宮駅の案内です。

大宮も違う点があります。まず、東京・上野と同様に長野新幹線です。そして、野田線東武野田線表記になっていますね。現行ROMでは東武アーバンパークラインと記載されていますから、これまた懐かしいです。東武アーバンパークラインという愛称が付いたのが2014年でしたが、しばらくJRは野田線案内を続けていました。ようやく最近、アーバンパークラインと案内するようになりましたので、おそらく2020年の高輪ゲートウェイ対応時にアーバンパークラインに変えたのではないかな?と思われます。
紙が貼ってあったこともあり、上手く撮れたのはこの程度でした。他にも、旧優先席マークが出てくることもありましたね。京浜東北線に乗ってタイムスリップすることが出来るなんて思いもしませんでしたが、面白い体験になりました。
このサイ108編成、私が乗っていた便の途中、南浦和で車交が入り、列車が交換になりました。

この時間帯で4番線回送表示もなかなか珍しいですね。これまたレアな体験をしました。
おそらく、LCDを調整し、現行ROMが映せるように修理した上で、また営業運転に復帰するのだろうと思われます。紙が貼ってあったとはいえ、ギリギリ駆け込みで見ることが出来て良かったです。
今回は京浜東北線に関する記事でした。
最後までご覧いただきありがとうございました!