京急&京王 設備投資計画発表!京急1000形は銀千似デザインで再増備!&京王8000系機器更新継続


こんにちは!
本日、京急電鉄京王電鉄の2社の設備投資計画が公表されました。全く違う2社ですが、本日すでに3記事目の為、記事の乱発を防ぐため、2社同時に一つの記事で計画を見ていきたいと思います。今日発表の情報が多すぎです。
今回も主に2社の車両面での計画を見ていきましょう。

京浜急行電鉄

京急1500形
2025年度 鉄道事業設備投資計画 | ニュースリリース | 京浜急行電鉄(KEIKYU)
まずは京急からです。京急は今年度1000形を8連×2編成導入することを発表しました。引き続き、1500形の置き換えが進むものと見られます。1000形を導入することは例年通りですが、一つ変わったのがステンレス地が剥き出しとなっているいわゆる『銀千』タイプの1000形を導入するということです。京急1000形は2007~2015年導入分に限り、ステンレス地を基本として、その上から赤色の装飾を貼り付けた銀色塗装が目立つタイプの車両を導入しました。このステンレスが目立つ銀色のタイプの車両たちは、2015年を最後に導入がストップし、再び全面赤色塗装または全面ラッピングの車両の導入が約10年程度続いていました。2015年に導入がストップしてから約10年、再びステンレス地が見えるの車両の導入へと変更となったようです。このタイミングで銀千復活は正直驚きましたね。コストカットの面が大きいのでしょうかね。
そして、既存車両のリニューアルは1000形8連×2編成、4連×2編成の計24両に行われるようです。1000形を導入しながら、1000形の更新を進める。この形式が如何に長命か、分かりますね。
そのほか、車内防犯カメラを2026年度までに全編成に設置することも発表されました。
以上が京急の車両面での計画となります。
www.tetsudo.com
この記事の公開後、鉄道コムの記事が公開され、銀千になった理由が公表されています。どうやら環境負荷を考慮してのラッピングのようですね。また、前面運転台付近のクロスシートについては、引き続き設置が継続されるようですが、この部分の側面窓は廃止されるようです。
見た目よりも環境配慮、近年の傾向に則った変更というわけですね。まあ、環境配慮と同時にコストカットにも繋がるでしょうから、結構なことなのではないかと思いますよ。



京王電鉄 

京王9000系
https://www.keio.co.jp/news/update/news_release/news_release2025/pdf/nr20250512_setsubitoshi.pdf
続いては京王電鉄です。京王電鉄は今年度2000系10連×2編成の導入を発表しました。非貫通編成が残る7000系の置き換えを引き続き進めていくようですね。京王2000系は今年度に初導入される新型車両です。どんな車両になるのか、誕生が楽しみですね。
また、既存車両のリニューアルは9000系2編成に行われるようです。昨年度、9031Fからスタートした大規模更新ですが、今年度は2編成に行われるようですね。かなり綺麗な内装になっていますので、この車両たちが増えるのは楽しみですね。
そして京王9000系リニューアル開始に伴い、動向が気になっていた京王8000系の機器更新ですが、今年度も1編成に実施予定だとのことです。9000系更新がスタートしましたので、8000系未更新編成の機器更新はストップするのかもしれないと思っていましたが、引き続き継続するようですね。現在8711Fが若葉台に入場中のようなので、この1編成は機器更新と見て間違いないのだろうと思われます。これで残る未更新編成は2編成となります。残り2編成も2026年度~2027年度頃に機器更新を行って、完了でしょうかね。7000系の置き換えを進めている現状で、10連の8000系を使い捨てることはしない可能性が高いのかなとは思います。
また井の頭線自動運転対応工事についても記載があります。すでに対応編成が出てきていますね。

以上が2社の車両関連の計画です。
その他、ホームドア設置計画などは2社ともに複数の駅に設置予定になっている他、各駅の改修予定なども掲載されています。詳しくは各社の設備投資計画をご覧ください。
また、本日JR九州の設備投資計画も発表されていますが、こちらは後日詳しい記事を書きたいと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!