冬の胸キュン♡は難行苦行!2025.2.19 たびキュン♡早割パスで行く冬の◯◯旅㉓そして翌日 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。
その時限りも大事だけど、できる限り日常を大事に。

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世間はもうGW後半真っ只中。

自分は今期は思いのほか仕事が多く、また疲労や怪我もあったり試行錯誤で予定を策定。

被りも生まれて行きたい場所に行けないこともあり、なかなかにジレンマがある。

ただそれもこれも、各方面に充実していると前向きに考えるしかないけどね。

でも新たな分野開拓も進み、アラフィフもなかなか悪くないのである。


行程的にはシンプルだったかもしれない。

それでも、いろんな意味で濃い一日だった。


あの極寒の長野の夜から2ヶ月半。

はや今日の気温は夏手前。

この日、長野駅で見たしなの鉄道115系と、この飯山線からのキハ110系が一番冬らしい冬。


長野駅では、雪はチラつく程度だったのだが…

東北より、上信越の冬の厳しさが一段と極まれた旅になったのだった。

そう言えば、15年前に大雪で半日抑止されたのも信越本線内だったんだよな。


それでも、こうして雪にも負けず走り抜いてきたのは実に頼もしかった。

ただ、さすがに戸狩野沢温泉〜越後川口間は2月18・19日は終日運休だったらしいが。


…さて、20:12。

今回の大波乱の新幹線抑止→遅延を乗り越えて、わざわざ遠路遥々長野へやってきた理由は。


長駆、住み慣れた横須賀線を離れ、武蔵野線、南武線、中央本線、そして篠ノ井線を走り抜けて。


EF64 1030[長岡]のエスコートを受け、E217系Y-37編成の廃車回送が定刻で入線!


変わらぬ力強い走りで、およそ8時間に迫る片道旅を終えた。


現時点というか、これまでを通して長野でE217系の廃車回送を出迎えるのは最後となろう。


中央本線経由で小淵沢よりさらに長野方というのも、可能ではあったかもしれない。

しかし、この頃には既に深追いする意欲はとうに減退してきていた。

今回は新幹線も使える機動力のキュンパスがあったからこそ、ここまで追う気になれた。

それも東北新幹線の遅れが更に悪化していたら、それを成すことすらできなかった。


そして4月の2回の廃車回送をもって、基本11両編成の廃車が完了した。

最後に輸送されたのは、4月16日のY-35編成、23日のY-42編成であった。


こうして、E217系基本編成最初で最後の、長野駅での撮影は…


たかだか、1分と少しで終わりを迎えることとなった。

このエンディングの素早さは、遅延に翻弄された身としてはいささか無情であった。


そしてすぐに身を翻し、


帰京へ!


今度は指定券をすぐに押さえ「かがやき516号」で大宮まで。


結局東北新幹線由来の遅延は、この日は収まることがなかった。

一時は通過のはずの熊谷で抑止されたり、大宮構内の開通待ちで最大30分待ちの予測も出されたが…


8分遅延で妥結!


埼京線経由で速やかに帰宅、長い長い旅を終えた。


…ちなみに、この翌日、2月20日。

JR東海からドクターイエローの“所属”が消えた日。


南武支線では、205系W4編成が元気に走り回っていた。


もしかすると、JR東日本最後の205系はこの編成になるのかもしれない。

103系は仙石線が最後だったが、101系は南武支線だったから再び歴史は繰り返すのだろうか?

まずはここから約1年、引き続き名残の走りを見つめておきたい。