福岡エリア列車撮影記【その5】筑肥線 103系1500番台

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この記事は【その4】の続きです。

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福岡エリアを走るJR九州、西鉄、福岡市地下鉄の列車を撮影しています。

今回の記事では、筑肥線筑前前原駅〜筑前深江駅付近で撮影した103系1500番台を取り上げます。

今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

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前回記事【その4】で福岡市営地下鉄4000系を撮影したので、さらに足を伸ばして筑肥線を筑前深江駅方向に向かいます。

筑前前原駅

筑前前原駅から西側の筑肥線は地下鉄に直通する快速列車を除き、日中は103系1500番台の3両編成が使用されています。

JR西日本の播但線、加古川線とともに、3,000両以上が導入された国鉄103系の最後の生き残りです。

筑前前原駅

なお、地下鉄に直通する快速列車には303系や305系の6両編成が使用されていますが、朝と夕方の運行となっており、本数は多くありません。

305系

筑前深江駅で下車し、唐津側にある踏切付近から上り列車を待っていたところ、国鉄時代のカラーリングが復刻された編成が到着しました。

筑前深江駅付近

上の写真の反対側を向いて、下り列車を撮影しています。

線路脇の柵が低く、列車とも適度に距離があって撮影しやすい場所でした。

筑前深江駅付近

筑肥線は筑前深江駅を出ると国道202号線と並行し、玄界灘の海岸線に近い区間を走行します。

筑前深江駅〜大入駅

概ね30分に1本程度運行される列車を撮影しながら大入(だいにゅう)駅方向に歩いています。

筑前深江駅〜大入駅

Googleマップを参考に国道202号を歩き、15分ほどで荻の原第2踏切までやってきました。

筑前深江駅〜大入駅

この踏切からはカーブを蛇行しながら接近する下り列車と、トンネルから抜けてカーブを走行する上り列車を撮影できます。

このまま大入駅まで歩くつもりでしたが、風がかなり強くなり、動画に風音が入るようになってしまったので、諦めて筑前深江駅に戻っています。

筑前深江駅〜大入駅

筑前前原駅に戻る途中、撮影しやすそうだった加布里駅で途中下車しています。

加布里駅

島式ホームを持つ加布里駅はホームからの撮影は難しいですが、駅南側の道路からは下り列車の撮影がしやすくなっています。

加布里駅

103系1500番台は国鉄末期の1982年に製造されています。

当時既に地下鉄千代田線に直通する203系が存在しましたが、列車本数の少ない筑肥線では回生ブレーキによる省エネ効果が低いと判断され、コストの安い103系が導入されました。

筑前前原駅

下回りは103系ですが、小窓のドアや袖仕切りのある座席など、同時期に製造されていた201系に近くなっています。

103系1500番台の車内

ほぼ同時期に製造された福岡市営地下鉄の1000系は4000系に置き換えられ、近い将来姿を消す見通しです。

福岡市営地下鉄1000系

103系より新しい201系や205系などが数を大きく減らしている中、筑肥線や播但線、加古川線の103系は置き換えの話は聞きません。

筑肥線は関門トンネル区間を除くと、JR九州で唯一の直流電化区間で、他の路線と車両の融通が効きません。

他線区の車両を転用するのであれば交直両用の415系が思い浮かびますが、こちらも経年の高い車両です。

415系

JR四国からキハ185系を購入したこともあるJR九州なので、首都圏や関西圏で引退した車両を譲り受ける展開があったら、個人的にはとても面白いです。

キハ185系

次回記事【その6】では、西鉄久留米駅と花畑駅で撮影した西鉄電車を取り上げます。

花畑駅

YouTubeチャンネルの動画では、筑前前原駅、加布里駅、筑前深江駅付近などで撮影した103系1500番台を収録しています。

この記事とあわせてぜひご覧ください。

 

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