この記事は【その1】の続きです。
福岡エリアを走るJR九州、西鉄、福岡市地下鉄の列車を撮影しています。
今回の記事では、二日市駅から久留米駅までの駅で撮影したJR九州の列車を取り上げます。
今回の記事に掲載した列車は、次の動画でご覧いただけます。

二日市駅
二日市駅は太宰府天満宮をイメージした朱塗りのホーム柱と瓦風の屋根が特徴で、当駅を経由する特急列車の半数程度が停車します。
長崎本線方面の特急列車は「かささぎ」「みどり」「ハウステンボス」の大半が停車し、「リレーかもめ」は一部のみの停車です。
久大本線の特急「ゆふ」は当駅に停車しますが、「ゆふいんの森」は通過します。
二日市駅は上り特急列車の撮影はしやすいですが、下りの特急列車は駅舎に近接した1番線を使用するので撮影しづらいのが残念です。
なお、二日市駅は並行する西鉄にもありますが、1kmほど離れており、最寄りの西鉄駅は隣の紫駅となります。
西鉄の駅名表示は白地が基本ですが、紫駅はその名の通り紫色の特別仕様です。
鳥栖駅の手前にある鳥栖貨物ターミナル付近には、3月15日のダイヤ改正で引退したEF81形300番台が留置されていました。
貴重なステンレス車体の生き残りですので、保存などがあればよいのですが、旅客用車両ではないので難しいのでしょうか。
鳥栖駅
鳥栖駅は鹿児島本線と長崎本線が分岐する駅で、長崎・佐世保方面に向かう特急列車が停車します。
787系は「リレーかもめ」の武雄温泉行きで到着しました。
783系は登場から30年が経過し、ほぼ同世代のJR東日本651系、251系やJR東海のキハ85系などは既に後継車両に置き換えられています。
そろそろ置き換えの話があってもよさそうですが、これまでの車両遍歴を踏まえると、ドル箱の大分方面などに新車投入、玉突きで787系や883系が転用される可能性もありそうです。
国鉄時代の長いホームを持て余し気味な駅は多いですが、鳥栖駅は特急、一般列車ともに長編成の列車も多く、ホームいっぱいに停車します。
鳥栖駅始発の鹿児島本線、普通荒尾行きの車両は815系の2両編成です。
815系は熊本や大分エリアに行かないと見られないと思っていたので、ラッキーでした。
815系の次に発車する普通荒尾行きは最新の一般形電車821系でした。
長崎本線の普通肥前鹿島行きは817系でした。
817系は所属する車両基地によってドア横のステッカーの色が異なり、赤は佐世保車両センターの所属車両です。
久大本線などで使用されるキハ220形も留置されていました。
今回の撮影ではディーゼル車が走行する久大本線や長崎本線などは撮影できなかったので、いずれ訪れてみたいと思います。
久留米駅
久留米駅は鹿児島本線から久大本線が分岐する駅です。
特急「ゆふいんの森」に使用される車両のうち、下の画像は1999年に新製されたキハ72系です。
821系は八代行きで、鳥栖駅から八代駅までを走り抜けるロングランの普通列車で、八代までの所要時間は約2時間程度と思っていたより早く到着する印象です。
撮影日は天候が変わりやすく、久留米駅の撮影中に激しい雷雨となりました。
下の817系はドア横のステッカーが緑で、熊本車両センターの所属です。
JR久留米駅は街の繁華街から少し離れた場所にあり、西鉄久留米駅周辺の方が賑わっています。
今回撮影した駅を振り返ると、鳥栖駅の広い構内が印象的で、旧国鉄の時代には長編成の優等列車が多く発着していたのだろうな、と想像できます。
とはいえ、長崎本線方面の特急や博多方面の快速列車などは6〜9両編成で運行され、広い構内もまだまだ活用されているようです。
一方で、鳥栖駅から南に向かう鹿児島本線や長崎本線の普通列車は2〜3両編成の列車が多く、長いホームにちょこんと停まっているのが対照的でした。
次回記事【その3】では、博多駅で撮影した「ワンピース新幹線」を取り上げます。
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