(4月17日のつづき)
九大学研都市駅に降りて、駅前から二見ヶ浦経由、伊都車庫行き(昭和バス)に乗車。
海岸沿いを逆U字形に遠回りする系統で、終点まで乗り通す人は皆無で、行先表記は「二見ヶ浦(伊都営業所)」となっていた。
伊都営業所は九大伊都キャンパス近くに新設された。
バスは大半がインバウンドで、年齢層は様々で、留学生とかではなさそう。
海岸沿いを行くローカルバスで、地元のお年寄りばかりの光景を想像していたが。
駅前から横浜地区にかけては新しい住宅やアパートが目立ち、「横浜西」や「横浜2丁目」の停留所名に神奈川県民はいちいち反応してしまう。
横浜交差点(咄嗟撮影です)
福岡市立玄洋中学校はプレハブ校舎あり、よほど人口が増えているのか。
建て替え以外のプレハブは令和では珍しい
帰宅後調べたら、令和8年に隣接する元岡地区に新しい中学校が開校するとのことで、学区調整されると思われる。
ヨットハーバーや橋は、まるで横浜市の野島あたりの光景。
次第にのどかな風景に変わり、蒙古塚や元寇防塁跡といった当地の歴史を感じるエリアへ、そこから韓国人グループが乗ってきたりする。
インバウンドは海岸の美しい場所で乗ったり降りたりで、特定の観光地に一極集中していない。
西の浦はバスの折り返し所になっていた。
手持ちの道路地図によるとバス路線は切れていて、数年前までは、バスはここが終点まだった。
乗降はなく、無駄にぐるっと回ってからさらに北上。
運賃は700円を超えたが、最短距離計算による逆戻り現象?に期待しよう。
🚏PALMBEACH
英語表記は日本を忘れさせる。
こちらもインバウンド多数
そして、糸島市に入って二見ヶ浦
夫婦岩と鳥居
ここがインバウンド最多のスポットだった。
しばらくバスは来ないのに反対側のバス停は30人は並んでいた。
三重県の志摩半島の夫婦岩は朝日が美しいそうだが、こっちの志摩は、夕陽が見どころらしい(帰宅後知った)
次は
「つまんでごらん」(笑)
日本語だけど、これ、バス停名!?
どうやら、卵に関するレストランか土産店があるようだった。
そして、バスは内陸部に入り、南へ戻るような格好
残念ながら、運賃の逆戻り現象はなく、実乗距離によるもので、950円だった。
途中、インバウンドが入れ替わり立ち替わり状態だったので、恥ずかしい思いはせずに伊都営業所で下車。
さて、広大な九大伊都キャンパスへ入る。
案ずることなく、キャンパス内にバス停が見つかり、腐るほど本数はある。
14時40分頃に「快速」の始発便があるようで、それに乗って帰ろう
時間の許す限りキャンパスを歩くつもりだったが、授業が終わったらしく学生が急に湧いているのが前方に見えた。
慌てて並んだのは農学部前
実習があったりするのか、まだ帰る人は少なく、バスは楽々座れた。
次の工学部前も10人程度乗車
キャンパスが広すぎて自転車移動も多そうだ。
そして、文系学部が集まる、オレンジセンターは、100人ぐらいの学生がディズニーのアトラクションの如く並んでいた。
3分の2ぐらいを収容して満車
なかなかドアが閉まらない。
さらに、キャンパス最東端のバス停も70~80人の行列が見られたが、まず乗れないから形式的に停車して、ドアを開けずに発車。
4月で履修登録の時期だから、ひときわ学生は多く、バス輸送力が追い付いていない。乗務員数の関係で以前より減らされたらしいし。
雨が降ったら自転車族も大勢バスに乗ってくるから、帰宅難民が出るに違いない。
頭のいい人(九大だから当然か)は、最西端の理工学エリアへ上がって逆戻りするべきか、近くで3~4台待つか、毎日毎日瞬時に計算して賢く通学するのだろう。
超満員のバスはキャンパスエリアを出たら、あとは駅までノンストップ。
春の交通安全運動か、パトカーが自転車族の逆走を警戒していたが、歩道走行は暗黙の了解のようだった。
バス車内では長い無停車時間を利用して、九大合唱団による学生歌が車内放送されるサービス?も。
合唱好きにお勧めの快速便だった。
もしかすると、同じ昭和バスによって運行中の高速バス、博多→唐津城行き(朝2本運行)は、乗客のほぼ全員が早稲田佐賀高校生だから、「都の西北」を車内に流しているかもしれない、いつか乗ってみよう。
バスは駅前ではなく、隣の駐車場のような場所に到着、学生ラッシュ対応だ。
さて、郵便局に寄ったら、今年度初の貯金だったのに気づいた。
さて、このまま電車で福岡空港に戻るにはまだ早すぎる、もう1ヵ所郵便局に寄ろう。
そして、七隈線の延伸区間も乗りたい。
天神でわざわざ乗り換えるのは実用性に欠けるし、そうだ、赤坂駅で降りて七隈線の桜坂駅まで歩いてみよう、時間的にちょうど良いし。
赤坂駅からちょっと歩くと赤坂局があり、15時55分ギリセーフ。
そのまま桜坂駅へ、やや狭い上り坂を想像していたが、20年前の記憶とかなり違う。ずいぶん開けている。
そして、いきなり駅は現れた
えっ、19年前の朝、歩いた際、桜坂は閑静な場所だった記憶があるけど・・・
横浜の山手の高級住宅街のような
間違って大濠公園駅へ来たんじゃないかと二度見したが、そこは間違いなく桜坂駅だった。
あまりの変わりように戸惑ったが、もしかすると、22年前、出張時の朝にホテルを抜け出して、市立動物園から平尾浄水町あたりを歩いたときの記憶が混濁していたのかも。
七隈線は朝夕の混雑が問題になっているとのニュースは関東にも流れてきているが
学生の多い16時台も本数は結構多く、すぐにやって来た
空いてそうな最前部から乗ったら、まさかの180%近い混雑!!
おそらく福大生の下校だろう
天神南でも大量下車を予想したが、ほぼ全員博多へ向かうようだ。(最後部は違うだろうが)
博多への延伸効果は絶大だ
いよいよ初乗車区間へ入るが、ずっとトンネルなので、特に感動は無し(大阪の夢洲初乗りの時も同じ)
櫛田神社での乗り降りは少なく、終点博多へ
最前部が乗り換えに便利で、道理で混んでいたわけだ。
オートスロープで地下鉄空港線へ乗り換え
福岡空港へ
国際線ターミナルがグランドオープン
時間の関係で、また今度に
日帰りで慌しかったが、短時間で交通統計的発見が多かった
スカイマークで羽田へ
途中、揺れが激しい区間があったが、特に心身において不安や恐怖に襲われることなく、飛行機でもいつも通りで何よりだった。
おしまい