TMS1000号

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TMSが1000号を迎えました。特別なデザインの表紙にNo.1000の金のホットスタンプが押してあります。手にしたときには本当に感動しました。昭和22年の創刊から78年、もはや偉業としかいいようがありません。小生が定期購読を始めたのは307号(1974年1月号)からですから、創刊時からの読者、というわけではありませんが、それでも50年以上にわたって、この上ない楽しみを毎月与えていただきました。歴代編集部の皆様に心から感謝する次第です。

 

 

さて、その1000号は、通常の倍近い2,000円なのですが、何と凄いDVDがついていて、78年分の記事が検索できるデータベースと、孔版初号から102号までの全ページPDFが収録されています。とりわけ後者については、貴重な初期のTMSが、何と1冊10円で読めてしまいます。小生は以前からTMSの旧号を買い集めていて、103号以降はほぼ持っているのですが、それ以前のものはなかなか市場に出ないし、見つけても高値で手が出ませんでした。それが今回のDVDで、ほぼ全巻が読めるようになったのです。何と素敵なことでしょう。

 

さっそく孔版初号をみたのですが、小舟で大海原に漕ぎ出すがごとき、若き編集者とモデラー達の熱意がムンムンと感じられて、圧巻でした。夜な夜な、じっくりと楽しむことにいたしましょう。

 

で、もう1つ、1000号記念で、「私の1000分の1」という企画があって、「初めて買ったTMS、憧れだったあの作品、ボロボロになるまで読み返した記事…そして初めて掲載されたわが作品。忘れられないあなたのTMSを教えてください」というものだったのですが、駄文を投稿したら何と掲載されてしまいました。ここにコピーを掲載するわけにはいきませんが、40年前に小生の「国鉄箕面線白島駅」がTMSに掲載されたときの、ちょっと締まらない話です。なので1000号には自身の駄文が掲載されている上に、献本として無料でいただいてしまいました。編集部様、ありがとうございます。

 

なお、同じ企画のところに、よくコメントを下さる五十路モデラーさんの文章も掲載されています。五十路モデラーさん、お互いよかったですね。