能勢電鉄妙見線平野~一の鳥居にて
 能勢電鉄1700系1755F 普通 川西能勢口行き
 まもなく定期運用から引退となる能勢電鉄1700系1755Fです。
 先代阪急2000系として登場し、当時能勢電に残っていた非冷房・小型車体の吊り掛け駆動車である610系の置き換えのために、能勢電鉄へやってきました。
 同じ先代2000系をベースにした1500系は全車引退済みであり、後輩である3100系も引退済、1700系も残り2編成となっています。
 能勢電1700系は阪急車も含めて最後の住友製鋳造台枠の金属バネを履いた形式で、関西でも貴重な存在となっています。(空気ばねであれば、南海6000系6023Fの中間車が関西最後の存在となっています。)
 写真の1755Fは4月中に引退予定となっており、1755F引退後は、1757Fが先代阪急2000系ゆかりの車両として、また、阪急系列の車両で金属バネを履いた最後の現役車となります。