参考にならない駅から徒歩で行く大阪・関西万博1 | きっぷのブログ

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ゆるくやります

2025年日本国際博覧会 通称大阪・関西万博へ行ってきた。

人生で初めての万博であるが、入場前に想像していたより10倍も20倍も楽しいイベントであることを思い知るのは入場してすぐであった。二十数年生きてきて阪神タイガースが日本一になった2023年11月5日の岡田監督の胴上げを京セラドームで見た歓喜の瞬間に次いで、人生で二番目に興奮・感動・高揚した一日であった。開幕前からネガティブな報道や情報をたくさん見てきたので、どうなんだろうという気持ちがなくもなかったが、一瞬で吹き飛ぶくらい魅力的なイベントであった。先頭に並ばれていた方はつくば万博を経験したことで万博に興味を持たれ、今回は職を辞し大阪に移住、そして会場内のパビリオンで係員として働いていらっしゃるとのことだった。入場前にこの話を聞いたら変わった人だなと思ったが、1日万博を経験した後になって思うとこの方の行動は理解できると感じた。世の中にはこんなに楽しくて素晴らしいものがあるのかと思うほど9時の開場から22時の閉場まで興奮しっぱなしだった。こんなに楽しいのであれば毎日でも通いたいくらいだ。当初は3度ほど訪れれば十分だと思っていたが1日を過ごして3日だけでは到底足りないと直感したので通期パスを購入することを決意した。今年は仙台に野球を見に行ったり太平洋フェリーに乗ったり、原付で新潟に行こうかなんて考えていたがすべて中止だ。この半年間は毎月最低一回、休みが取れれば二回は大阪まで行って万博を楽しみたい。二十年前の愛・地球博や五十五年前の大阪万博を経験していないので特に万博に対しては思い入れはなかったが、これは一生の思い出になり、かつこれからの人生において万博というのは重要なポイントになるはずだ。万博を思いっきり楽しみたい。

 

そこで、これから万博に訪れるであろう交通費をケチることを目指す同志に向けて歩いて行く大阪・関西万博の話をつづる。

最寄り駅は大阪メトロ中央線の夢洲駅であるが、コスモスクエア駅から夢洲駅までは90円の加算運賃が上乗せされるので330円もかかる。時間と体力を持て余すがお金を出し惜しむのであれば徒歩が一番だ。

 

 

今回は桜島駅から赤い線のルートで歩いた。×印は万博開催中に徒歩の通行ができない橋またはトンネルである。

JRの桜島駅からスタートしたのは夜行バスで大阪駅について運賃が夢洲駅より桜島駅のほうが200円ほど安かったからだ。

 

 

桜島駅の万博臨時出場口を出て有名テーマパークの横を通り、左に曲がって舞洲駅に渡って行きたかったが歩行者用の橋が令和11年まで通行不可とのこと。

 

 

仕方なく右に曲がり安治川口駅近くまで迂回。これなら安治川口駅で降りて歩いて行けばよかったと後悔。地図の青い線参照。

 

 

常吉大橋の先には奇抜なデザインでおなじみ大阪府の下水処理場とその先にごみ焼却施設がある。ここも大阪・関西万博のパビリオンかと思ってしまうかも。

 

巨大な物流施設やセレッソ大阪のグラウンドなどがある舞洲、ひたすら歩道を直進して夢舞大橋へ。

 

 

夢舞大橋からは万博会場の桟橋(手前の白いもの)や大屋根リングが見えてくる。

 

 

大阪・関西万博の会場がある夢洲

ただひたすらに真っすぐ進む

 

 

南港方面の関係車両が西ゲート方面へ行くための跨道橋の↗下、万国旗を目指して歩くと会場内の外周を走る循環バスが通る跨道橋がある。

 

 

(開幕前日夜に並んだので夜に取材を受けているところ)

 

左の道路下を通ると東ゲート、直進すると時間限定で解放される西ゲートへ徒歩で行けるルート。

 

 

 

桜島駅から約10㎞、時間にして2時間半ほどで到着。