鮫 ('04.4.3)

 

楽しい蕪島を後にして、さらに海岸沿いを歩いた。
ウミネコの声は遠ざかり、かわって波音が響く。
まだ水も冷たいだろうに、サーフィンしている人がいた。

 


見ているだけで寒くなってきたので、近くにある八戸市水産科学館「マリエント」で暖をとる。
ついでに3階の展示室も見学。(\300)

 

 

室内はかなり新しくてきれい。
大きく4つのブロックに分かれており、1つは地元特産のイカにまつわるあれこれがわかる「イカパラダイス」。
イカの寿命が1年程度とは知らなかった。

 

11時から上映が始まる「ウミネコシアター」へ。
八戸えんぶり、蕪嶋まつり、八戸三社大祭、イカ漁などの様子を、3Dメガネを使った立体映像で紹介。

 

八戸の漁業の歴史をまとめた「海のまち八戸」を見て、最後のブロックは「ウミネコアイランド」。
ウミネコの巣作りから、ヒナの巣立ちまでが、日記形式で説明されている。

 

そのほかに、タコ、ホヤ、オオカミウオ、ハリセンボンなどの水槽もあった。
中央には大水槽もあるが、今日は水質調整中とのことで、残念ながら魚は不在。

 

4階・5階は入場無料。
サメ、亀、タツノオトシゴなどの水槽あり。

 


展望室もある。蕪島のほうを眺めるとこんな感じ。
晴れていれば、八甲田山や、下北半島まで見えるらしい。

 

朝からご飯を食べるタイミングを逸して、トッポしか食べていなかったので、展望レストランで天ざるを食べる。
さすが漁港の町、エビやイカは天ぷらにしてもうまかった。

 

 

 


さらに東へしばらく歩き、葦毛崎展望台へやってきた。

 


※葦毛崎展望台は、戦時中に軍事施設として使われていましたが、戦後に展望台として一般開放されました。

 


岩にぶつかる白い波頭。

 


南に5キロほどの所に、種差(たねさし)海岸がある。
天然の広い芝生があり、夏場は海水浴でにぎわうという。
ここからだと、さすがに見えないが。

 

※このときには私が勘違いをしていて、「種差海岸」とは八戸線の種差海岸駅周辺にある、天然の芝生海岸のことだけをさすと思っていました。実際には蕪島からずっと「種差海岸」らしいです。

 

また、西に目を転じると、森の奥に鮫角灯台が、ちょこんと頭だけのぞかせていた。
このように、強い風さえ我慢すれば、なかなかの眺めだ。
ただし、マリエントからここまでの道には歩道がなく、しかも車も頻繁に通るので、徒歩で行くのはおすすめしない。

「第三セクター鉄道乗り継ぎ旅の始まり(八戸→三戸)」に続く)

 

 

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