線路跡地を活用した自転車歩行者道が開通したので散歩してみました
2025年4月12日付け、「京成松戸線新鎌ヶ谷-北初富の自転車歩行者道の開通直前状況を見る」の続編です。
4月15日15時に「新鎌ヶ谷・北初富自転車歩行者専用道路」が開通したので歩いてみました。
現在の高架橋の南側空間、かつての新京成の地上走行用地を活用した事業です。
この道路開通に伴い、北総線の線路北側にあった通路は閉鎖されました。
新鎌ヶ谷駅から北初富駅までは電車で1分、700mの距離です。
新鎌ヶ谷側
新鎌ヶ谷から北初富まで乗車しようとしたが電車に乗り遅れたと仮定して、松戸行き電車の発車後に歩き始めてみました。
新鎌ヶ谷駅から新しい専用道入口まで徒歩2分ほどで、総合病院方向に向かうと専用道路があります。
道路の色がカラフルなので分かりやすい仕掛けです。
開通初日に関わらず、予想より多くの人が歩いていました。
新しい道路を歩くというよりも、以前からあった道路を当たり前のように歩く人が多いような雰囲気でした。
専用道路はほぼ一直線で、クルマは走行対象外、自転車は専用道の通行なので、のびのび歩けます。
自転車道の方が道幅が広くなっていて、歩行者道もそれなりの幅はありますが、新鎌ヶ谷側は歩道外側に草木の植え込みがあったり、無かったりの繰り返しパターンで、草木のある位置ではその分だけ多少狭い道幅になっています。
専用道を歩く人を見ると、初めての専用道通行とは思えず、以前からの道路を歩く感覚かと感じました。
開通当日は強風で、土埃(つちぼこり)が舞っていました。
専用道と、その南側の総合病院との間に未開発の用地空間がありますが、今後何かの計画はあるのでしょうか。
北初富側
北初富側の出入口は、自転車と歩行者共用で、道路のカラー化はされず、道幅も幾分狭くなっています。
専用道は約5分、北初富側の専用道を出ると北初富駅があります。
新鎌ヶ谷駅よりも北初富駅の方が、専用道に近い位置にあります。
北初富駅に着いてから、先ほどの新鎌ヶ谷発電車の後続、10分後の松戸行き電車に乗ることは可能です。
今後の周辺の状況変化は
新鎌ヶ谷駅の南口で現在工事中の大型複合施設ができると、専用道までの距離は縮まります。
北初富駅出入口の付近だけは自転車道と歩行者道を一体化して道幅を狭くしています。
北初富駅出入口と専用道との間には空き地があり、ロータリー設置の話も耳にしますが、今後どのようになっていくでしょうか。
北初富駅から新鎌ヶ谷駅まで電車で一駅移動、または徒歩で向かい、新鎌ヶ谷駅から北総線または東武野田線(アーバンパークライン)を利用していた人、いずれにもこの専用道路は重宝しそうです。





