今回の『駅【簡易版】』シリーズは、
京都府京都市山科区北西部に広がる住宅街に位置する京都市営地下鉄東西線と京阪京津線の接続駅で、東側で京阪京津線が分岐する関係でホームが二層構造になっている難読駅、
御陵駅 (みささぎえき。Misasagi Station) です。
尚、写真は2009年の撮影で、古いです。
現在は状況が相当変化しています。ご了承下さい。
駅名
御陵駅【T 08】 (京都市交通局の管理駅)
所在地
京都府京都市山科区
乗車可能路線
京都市営地下鉄:東西線
京阪電気鉄道:京津線
隣の駅
京都市営地下鉄東西線
六地蔵方……………山科駅
太秦天神川方………蹴上駅
京阪電気鉄道京津線
びわ湖浜大津方……京阪山科駅
訪問・撮影時
2009年11月
御陵駅は三条通の地下に設置されています。
昔は三条通の中央を京阪京津線が併用軌道区間で通っていました。
写真は南東口に相当する1番出入口です。南東を望む。
階段のみの出入口です。
駅周辺は住宅街で、三条通の沿道には商店が立ち並んでいます。
1番出入口にて。
御陵駅は京都市交通局と京阪電気鉄道の共同使用駅なので、両社局の名称が併記されています。
但し京都市交通局の管理駅なので、デザインは京都市交仕様となっています。
北東口に相当する2番出入口です。北東を望む。
階段と上りエスカレーターが併設されています。
右隣に有料駐輪場があります。
1番出入口と2番出入口は、地上時代の京津線の旧・御陵駅跡に近接した場所に設置されています。
南西口に相当する3番出入口です。上写真は北西を、下写真は南東を望む。
エレベーターが併設されていて、唯一のバリアフリー対応出入口です。
北西口に相当する4番出入口です。北東を望む。
階段のみの出入口です。
換気設備と併設されています。
3番出入口と4番出入口は、地上時代の京津線の旧・日ノ岡駅跡に近接した場所に設置されています。
地下1階にある改札口です。北西(太秦天神川方)を望む。
『PiTaPa』対応の自動改札機が並んでいます。
各ホームとの間にはエレベーターが併設されていて、バリアフリー化されています。
2009年当時の自動券売機です。
柱を挟んで左側が地下鉄用、右側が地下鉄・市バス乗継用と京阪電車用です。
各種駅名標です。
2009年の時点で駅ナンバリング「T 08」が導入されていました。
御陵駅は複層構造で、地下2階と地下3階にそれぞれ島式ホーム1面2線が配置されています。
全ての番線でフルスクリーン式のホームドアが設置されています。
上層の地下2階は太秦天神川方面で、六地蔵方面からの地下鉄電車(右)とびわ湖浜大津方面からの京阪電車(左)が1線ずつ使い分けています。
正面には六地蔵方面やびわ湖浜大津方面ホームヘ下るエスカレーターがあります。
写真は地下2階ホームより地下鉄東西線・六地蔵方および京阪京津線・びわ湖浜大津方を望む。
地下2階ホームから発車する太秦天神川方はこの先、東山を越えて京都市街を目指します。
こちらは地下3階ホームです。
右が地下鉄の六地蔵方面、左が京阪京津線のびわ湖浜大津方面です。
写真は地下鉄東西線・六地蔵方および京阪京津線・びわ湖浜大津方を望む。
地下鉄東西線はこの先、三条通を離れて、山科駅からは南下して六地蔵駅を目指します。
一方、京阪京津線はこの先、左へ分かれて地上へ出て、京阪山科駅を経由して滋賀県のびわ湖浜大津駅を目指します。
あとがき
下車(乗車)時・・・2004年、2009年
鉄路のみで
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・なし
東京からの到達難易度もさほど高くありません。京都市営地下鉄東西線および京阪京津線を乗り鉄の際は、ぜひ一度は御陵駅でも途中下車してみて下さい!
(参考:京都市交通局のHP、地理院地図、Google地図、Wikipedia)
テーマ:駅【簡易版】