上野着「北斗星」 | こぴっとちぴっと

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2009年 11月 上野駅13番ホーム。9:38 札幌から長旅を終えた「北斗星」が到着。

 

13番線、行き止まりの頭端ホームにゆっくり進んでくる重厚な寝台列車の雰囲気、到着を告げるアナウンスは郷愁を誘います。やはり上野駅地平ホームは、同駅の他のホームとは故郷へのイメージの濃さが違う…って全然、北日本とは故郷が重ならない関西育ちの自分がいうのも可笑しいのですが。

 

 

 

 

 

ホームを挟み隣14番線には同じく札幌からの「カシオペア」が先に到着していました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

EF81 86.北斗星塗装。 2012年3月廃車。

 

 

 

 

 

 

 

 

到着後もしばらく電源車のエンジンを稼動させ、車内に電気を供給しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電源車 カニ24 507. 発電エンジンは消音加工がされ、ひと昔前の轟音よりおとなしくなっているようでした。

 

 

 

 

 

 

スシ24 505 食堂車。テーブルランプが高級感を醸します。

北斗星がデビューした頃には24系の食堂車はもうほとんど無くなっていたので、電車の485・9系の食堂車を改造転用して、客車の車体断面とはチグハグですが、そういう細かいことは抜きにして、あこがれの食堂車でした。

 

 

 

 

シャワールームの換気ダクトの下にあるエンブレム。

 

 

 

 

 

 

 

JR北海道所属車にはこのエンブレムが配され、エンブレムの頂点には539と打刻されています。青函トンネルの総距離 53.9㎞。北海道民悲願の青函トンネル開通により「北斗星」が運行されたのでした。

 

 

 

 

 

中間車を改造した異形の緩急車 オハネフ24-500.

 

 

 

 

 

 

この車両が最後尾で営業運行されたことはないそうですが、後部貫通ドアにはテールマークが装備されていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

貫通扉を開け、機関士がブレーキホースに簡易制動装置を着けて推進回送準備。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

簡易制動装置が置かれています。

 

 

 

 


10:00 機関車が最後尾になり推進回送でホームを出て行きました。