私が現在も住んでいる埼玉県某市に引っ越してきて以来、50年弱にわたって利用している西武線某駅。
この駅が、駅近くにあった小学校の跡地にオープンしたイオン系の商業施設を核にした周辺の再開発と連動して駅舎を橋上化し駅前広場の整備も行う大変貌を遂げたことは以前も記事にしましたが、昨日その新しくなった某駅に行ってみました。
この日まずは知り合いの方の車に乗せていただいて某駅へ。
知り合いも駅舎や駅前広場が新しくなってから駅へ行くのは初めてだったようで少々迷ったようですが、無事駅前に到着し改札まで誘導していただきました。
駅前の道路から橋上化された駅舎とをつなぐ会談には上り下り双方のエスカレーターやエレベーターも完備され、道路やとても狭い駅前広場から数段の階段(他に車椅子対応のスロープあり)だけで改札に行くことのできた旧駅舎とは完全に様変わりしています。
駅舎内の改札では同行援護のガイドヘルパーさんと待ち合わせしていて、ここからはヘルパーさんに駅構内の動線確認を手伝っていただきました。
まずは改札を出てからタクシー乗り場へ向かうまでの動線をチェック。さすがに全く新たに整備された駅ということもあり、点字ブロックをたどって乗り場へ向かう動線も比較的シンプルで、右折や左折をするポイントさえ間違えなければ点字ブロックをたどるだけでタクシー乗り場まで行けるのは便利だと感じました。
その後は改札内に入り、改札からホームへ、あるいはその逆のエスカレーター・エレベーター・会談での動線を確認しました。こちらも、駅自体の構造がシンプルなので点字ブロックをたどっての動線もわかりやすく、これなら駅構内の脳内地図の更新も割にすんなりとできそうな気がしました。
全体として、駅舎が大きく変わったといっても予想していたほど駅構内や駅前の移動の負担もかからず、今後も何回か練習を積めばとりあえず駅を利用するために最低限必要な移動は自力で問題なくできるようになりそうです。
ガイドヘルパーさんによれば、新しい某駅の駅舎はなかなか洗練された建物のようです。一方で、駅併設のコンビニなどはなく、よく言えばシンプルで機能的、悪く言えば殺風景な感じもするとの印象も語ってくれました。
私が訪れたのは昨日の午前中でしたが、雨のせいもあり駅を利用する人はまばらだったようで、商業施設のオープンや駅舎改築の効果がどこまで出るか、地元民としては今後の動向に注目といったところです。