現在八高線にはキハ110系気動車が走っていますが、今年度から新型車が導入されるとのことで桜とのコラボ風景は今春が最後になりそうです。
格別愛着がある車両ではありませんが、ソファーみたいにふかふかなシートは座り心地が良くてその後の新型気動車に比べれば遙かに好感が持てます。ダイ改後興味をそそるネタが激減したこともあって最後の機会にと先週撮りに出掛けました。
目指すは昭和の時代から桜の名所として知られる明覚駅です。
駅舎の脇にある巨木がランドマークのようになっています。
列車はほぼ一時間ヘッドなので空き時間を利用して周囲を散策します。
駅前の道を暫く直進すると都幾川に出ますが、河原に僅かな桜並木がありました。
木の傍まで行こうとしましたが民地になっているのでこれ以上は立ち入れません。
再び駅に戻ると線路沿いの小道にチューリップの花が咲いているので、反対側にある桜も入れてちょっと捻ったアングルで撮ってみます。
最後は構内の跨線橋からお決まりのアングルで締めました。
ただ昔のキハ30時代の写真と見比べると明らかに桜のボリュームが減っています。
なおキハ110系がデビューしたのは約30年前の1996年です。その時偶然高崎駅でお披露目セレモニーを見掛けましたが、僅か数カットしか撮っていません。
高崎のカマが絶滅してイベント列車が乗り入れる可能性はほとんどなく、今後八高線を訪れる機会はあるのでしょうか・・・・・