みなさんこんにちは。今日の話題です。

おとといの4月12日、「2025年大阪・関西万博」開会式典が華々しく挙行され、10月13日まで184日間の祭典がスタートを切りました。NHKの開会式典中継より。

万博は昨日、13日からいよいよ開幕。
地元・大阪で開催される55年ぶりの万博ということもあり、実に楽しみにしていた次第です。
そういったことで今日からは、シリーズのタイトルあらため、大阪・夢洲で開催される「2025年大阪・関西万博」の訪問記を随時、お送りしてまいります。万博公式サイトより。
先日よりお送りしている、韓国・ソウルのひとり旅道中記は、これと同時並行する形で記事を挟みながら、アップして行きたいと思います。
よろしければ、どうぞおつきあいください。


迎えた開幕初日(2025年4月13日)。
早朝7時過ぎですが、まずやって来たのは「OsakaMetro・近鉄長田駅(大阪府東大阪市)」。おらが街からスタートです。


中央線には久しぶりに乗るのですが、掲出されている時刻表を見ますと、従来とはまったく違うことに驚きます。
先日記事でも取り上げましたが、会場の夢洲に唯一乗り入れる鉄道「OsakaMetro中央線」。
押し寄せる観客をさばくために、会期中は平日・土休日関わりなく、最短で2分30秒間隔という頻発運行の「統一ダイヤ」なるものがすでに導入されています。2025(令和7)年3月22日アップ。


詳細にダイヤを観察すると、1時間あたり最大24本もの列車設定。そのうち、大阪市内に向かう列車の半分程度は「長田駅」始発。
「OsakaMetro」と「近鉄」との境界であるこの駅で折り返し、夢洲方面へ運行されることがわかります。しかし、すごい頻発具合です。

朝6時のニュースで観ましたが、入場が事前予約制になっている今回の万博。開幕日の今日は都合、約14万人の入場を見込んでいるとのこと。


ちょうど長田止まりの列車が入って来ました。いったん引き上げ線に入り、折り返しの夢洲ゆきになります。
長田ゆきは朝夕にはわずかながらの設定がありますが、会期中は終日、見られるようになります。普段、見慣れない光景ですので、このあたりも趣味的に興味深いもの。

さて、夢洲ゆきが入って来ました。こちらは、相互乗り入れ先の近鉄線内からの列車でした。
あれ、思ったよりもがらがら。さすがにおらが街から夢洲に向かう人は少ないのでしょうか。
「中央線」は路線名称の通り、市内を東西に縦貫する路線。OsakaMetro全路線ほかと接続していることもあり、各駅からあれよあれよと乗客が乗り込んで来ます。「JR環状線」と接続する「弁天町(大阪市港区)」を過ぎると満員に。


長田から40分ほどの7時54分、終着の「夢洲駅(同此花区)」に到着。万博に先んじて1月に開業した、3ヶ月ぶりの訪問です。


開場時間まではちょうど1時間。入場ラッシュです。




ひとつだけある駅出入り口。会場の東ゲートに直結しているということで、次から次から観客が押し寄せます。立錐の余地がないこれほどの人出は見た記憶は、久しくないほど。


前回、この駅が開業した時に訪れた時はポールのみでした。万国旗がたなびくとさすがに迫力あります。といいますか、風雨が強い!



8時20分頃、東ゲートの最右側に並ぶ。これ、絶対テレビに映り込んでいるはず(汗)

8時40分頃、オーケストラの演奏が高らかに響きわたります。記念式典を行っているよう。


そして、8時55分。ついに行列は動き出しました。手荷物検査を経て、はじめての万博会場に足を踏み入れた瞬間でした。
わたしにとっては、2005(平成17)年の「愛知万博(愛・地球博)」以来の万博です。20年前も同じように、開幕日にゲート前でいまかいまかと待ち構えていたことを思い出します。

右手に目をやりますと、記念式典を終えたばかりのお偉方がずらり並んで、観客を迎えられているではないですか。これは驚きました。

「ミャクミャク」の隣には、横山大阪市長。

その左端には、吉村大阪府知事。こういったこともやはり開幕日ならではです。


さて、いよいよ開幕したばかりの万博会場。
雨予報が気になりますが、記念すべき初日、どこを見て回ることになりましょうか。
今日はこんなところです。