Hyogo Okayama Tottori 7000です。
と、いきなり何のことやらな方が多いと思いますが、このディーゼル特急の車両は HOT7000系といいます。
どおも、久しぶりな特急列車の写真です。
今日は大阪駅で撮影した、HOT7000系 特急スーパーはくと号です。



鉄道好きな方々なら、冒頭のローマ字表記の県名を見て、すぐにピンと来ていることでしょう。
でもこのブログ、鉄道ファンな方々よりも、そうでない方々のほうが多い、そんなブログだったりします。
スーパーはくと は、京都 大阪~鳥取 倉吉を結ぶ特急列車ですが、JR西日本の車両ではなく、智頭急行が保有する車両です。
智頭急行は国鉄の未成線を、兵庫県・岡山県・鳥取県の主導で、国鉄分割民営化後に開業させた路線を運営する、第3セクターの鉄道会社です。



第3セクターの鉄道事業者とは思えない、スタイリッシュでセンスの良い車両は、オリジナル設計の高性能ディーゼルカーです。
オリジナルとは言え、JR四国とJR総研が共同開発した2000系特急型気動車をベースに開発されていて、システムの多くは2000系の振り子機構、エンジン、台車、車体構造を踏襲しています。
1度見たら誰もが乗りたくなるその車両は、展望グリーン車を先頭車に、時速130キロで駆け抜けます。
そろそろ車齢も30年を超えておて、後継車両の話題もチラホラあるようですが、智頭急行からは公式見解の発表はありません。
この人気列車、指定券もなかなか買えないんですよねぇ。