USSニューオーリンズ
ご飯のあとは次の艦船を見に行きます。
それがこちら。
ドック型輸送揚陸艦USSニューオーリンズです。
それでは、さっそく中に入ってみましょう。
ということで、ここがニューオーリンズの中。
乗組員の一覧?みたいなものが掲げられていました。
先ほどのUSSアメリカと同じように艦内は広々とした空間になっています。
開口部があったのでそこから外を見てみます。
おや?これは…
佐世保重工業(SSK)のクレーン!
こちらは、佐世保海軍工廠時代の1913年から使われている「250トン起重機」です。
同型のものは世界にたった10台しか残っていないそうで貴重なものです。
普段は遠くから眺めるしかありませんが、基地公開ではこんなに近くから全体像を眺めることができます。
さて、お次はこの艦一番の特徴的な場所へ…
こちら!
大きなスロープを下った先には壁に囲まれた大きな空間。
こちらがドッグ型輸送揚陸艦の名の由来であるウェルドックです。
ウェルドッグとは、乾ドッグともいい、上陸用舟艇の格納庫のこと。
この空間に海水を出し入れすることによって迅速な出撃を可能にするのだとか。
↑実際に海水を入れて船が進入する様子
この広い空間が海水で満たされるなんて、すごいですよね。
そんなウェルドッグの中央では、実銃が展示されていました。
弾こそ入っていませんが、乗組員の監督下で実際に触ることも可能!
持ってみるとずっしりとした重さを感じました。
銃ってかなり重いんですね。
ウェルドッグへと続くスロープにはこの艦のモットー「VICTORY FROM THE SEA」が書かれていました。
それでは、次は甲板に向かいます。
その途中、いっぱいチェーンが置かれていましたが…これはなに?
一番上、飛行甲板にやってきました。
USSアメリカには及びませんが、それでもけっこう広いです。
甲板上は満艦飾で装飾されていました。
後ろのほうへ行くと…
このマーク、もしかしてここから…?
甲板から周りの景色を見てみると、目に入ったのは「47」と書かれた灰色の船。
同じくドッグ型揚陸艦のラシュモアです。
SSKのクレーンも間近に。
米軍のホーバークラフト
ニューオーリンズのあとは公開中の海上自衛隊艦船を見ようかなと思いましたが、入場最終時刻の15:30を過ぎていたので外観だけ撮って戻ります。
その途中、何やら海のほうから爆音が聞こえてきたので見ると…
けたたましい音を立てて、何かが水しぶきをあげながら海上を滑るように動いています。
よく見ると…
ホーバークラフト!?
そう、こちらはエアクッション型揚陸艇LCAC。
民間のホーバークラフトは現在数少ない存在ですが、軍事用には重宝されていて、海上自衛隊も保有しています。
去年、大分で復活したホーバークラフトに乗りに行きましたが、軍事用なだけに音は大分のものより段違いに大きいですね…
↑ホーバークラフトの乗船記はこちら
見事な360度ターンを何回も見せてくれました。
揚陸艇に乗艇
さてお次は、こちらの船に乗ってみます。
LCU1631、汎用上陸艇です。
艇内はこんな感じ。
人員や車両を運べるように甲板が広く取られているのが特徴的。
中にも入れるようなので、入っでみます。
入ってみると中には狭いながらもキッチン、
シャワー、
洗濯機が設置されていました。
外からは想像つかない生活感のある設備で驚きましたね。
ということで、艦船見学は終わり。
ただ、まだまだ基地のお楽しみは残っているので、もう少し滞在していきたいと思います。
続きます。
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