色々思い出す、仙石線界隈。
名残のマンガッタンライナーⅠの旅。
結果的に最初ではないが最後となったM8編成のディテールを満喫しながら、懐かしい線路を東へ。
クハ205-3108の2WAYシート。
ロングシートスタイルで固定されて10年近くになったが、それでも座り心地は上々。
既にM4編成が昨年に余剰廃車となり、今回のM8編成の離脱で残り3両(編成)となった。
ただしそれらも、来年の春には全て置き換えられることが決定している。
幼少時代、自分は全くもって石ノ森章太郎先生の作品は読んでいなかった。
別に取り立てて嫌いとか、そういうことは全く無かったのだが。
だから仮面ライダーとか、テレビですらも見ていない。
(ノリダーは見ていたけどw)
どちらかというと、藤子不二雄は別格として鳥山明、ゆでたまご、秋本治etcとジャンプ系の方が
馴染み深かったし、それも小学校3年生以降は次第に鉄道にシフトしていったのだが。
なんてことを考えていたら、もう終点。
10:09、多賀城に到着。
21年ぶりにやってきた多賀城駅は、高架化ですっかり面目を一新していた。
しかし、当時はTUBEのライブがメインだったからか、あまり記録を残していなかったようで…
それもあって記憶も曖昧、多賀城駅から会場行き臨時バスに乗った事が薄ら記憶に残る程度である。
あおば通行きとして折り返すのが10:53と余裕があるため、クハ205-3108の車内をチェック。
トイレを設置したため、優先席は3-4扉間に4席のみ。
広告枠にも石ノ森イラストが。
さて、改めて外観を見ていこう。
いやぁ〜…
わからない。
ちょっと待って、あまりの寒さに膀胱冷えたからトイレタイム(ぉ
一回コンコースに降りてみると、なにやらロゴが…?
調べてみると、多賀城は昨年、創建から1300年だったとのこと!
そんな歴史が長いだなんて…
…さ、さて、お花摘み終わったし(←)マンガッタンライナーⅠの観察へ。
まずは仙台側から、1両目。
クハ204-3108は「サイボーグ009」
2両目、モハ204-3108は「仮面ライダー」
3両目、モハ205-3108は「ゴレンジャー」
そして4両目、石巻側クハ205-3108は「ロボコン」
石ノ森作品で特に人気の高かったキャラクターが散りばめられた、唯一無二のデザインであった。
もっとも、石ノ森章太郎先生は1998(平成10)年に60歳の若さで逝去。
マンガッタンライナーⅠの登場は、逝去から5年後の2003(平成15)年。
直接デザインに携われず、現車も実際に見られなかったのは残念の極み。
そのあたりは、松本零士先生の西武鉄道「銀河鉄道999デザイン電車」と趣を異にするものだった。
さて、一通り記録を終えて仙石線をさらに先に…
というところ。
そんなところで、目の前に現れたのは…