特急「新宿わかしお」で春の房総へ
JR 新宿駅(東京都)7番線

土休日運転の臨時特急「新宿わかしお1号」安房鴨川行き

通常、東京駅始発の房総特急わかしお号は、京葉線、外房線経由だが、
この新宿駅始発は、中央快速線、中央・総武緩行線、総武快速線、外房線経由となる。

停車駅は、新宿を過ぎると、錦糸町、船橋、千葉、蘇我、大網、茂原、上総一ノ宮、大原、御宿、勝浦、上総興津、安房小湊、安房鴨川の順。

使用車両は、幕張車両センター所属・E257系500番台。

自由席はなく、全席指定




新宿(しんじゅく)駅午前7時22分発

駅弁「大船軒 サンドイッチ」。鰺の押寿司で有名な大船軒(神奈川県鎌倉市)は、現在はJR東日本クロスステーションに吸収合併され、会社自体は存在しない。

中央快速線を走る。中央・総武緩行線のE231系電車と並走。

中央快速線から、中央・総武緩行線に入る。
御茶ノ水駅を過ぎると中央快速線が右へ逸れる。

中央快速線の御茶ノ水駅〜神田駅間にある旧・万世橋駅の跡。現在は、駅の遺構を活かした商業施設になっている。

中央・総武緩行線に入った特急新宿わかしお号。秋葉原付近。

隅田川を渡る。


錦糸町の手前で、総武快速線に入る。
千葉駅を過ぎると、外房線に入る。京成電鉄千葉線と少しの間並走。

京成千葉線を走る新京成電鉄車両(現在、新京成は京成に吸収合併)

本千葉駅を通過

蘇我(そが)駅に停車

隣にはワインレッド帯の京葉線E233系電車。

房総地区の普通列車で活躍する209系電車。

蘇我駅を過ぎると、車窓は長閑な風景に。



上総一ノ宮(かずさいちのみや)駅停車

元・京浜東北線の209系が停車中。かつては113系横須賀色が活躍していた。





大原到着
いすみ鉄道(元・国鉄木原線)が合流。


大原(おおはら)駅、午前8時55分着。ここで下車。

いすみ鉄道大原駅に留置中の新型気動車「キハ20 1303」。

いすみ鉄道は、2024年(令和6年)10月4日(金)の脱線事故で長期運休中。復旧の目処は立っていない。

そのため大原駅にも車両が留置されたまま。

隣には、房総地区のローカル区間で活躍するE131系電車。

JR大原駅に隣接する、いすみ鉄道大原駅。

いすみ鉄道 国吉駅到着
代行バスは、国吉駅ロータリーへ。

隣には本物のボンネットバスが停車中

日本全国でも数少ない動態保存のボンネットバス

ボンネットバスは、国吉駅前などでこの日行われるイベントのため、3台やってきた。

個人所有の1968年式いすゞ TSD40形ボンネットバス

車体には日本国有鉄道(国鉄)のツバメのシンボルマーク


いすみ鉄道代行バス、国吉(くによし)駅午前9時23分着。ここで下車。

いすみ鉄道 国吉駅

駅舎内

ホームは2面2線

国吉駅近くに国吉神社・出雲大社上総教会があるため、駅舎にもしめ縄。奥出雲町地域おこし隊と、いすみ市地域おこし隊のコラボで実現。

いすみ鉄道は、「菜の花列車」で名高い路線。


※2025年(令和7年)3月30日(日)
(次回へ続く)