この時間は、福岡県の駅をぐるりします。
本日からは香椎線の駅です。
最所は起点駅の西戸崎駅です。
駅前には撮影スポットがあるのですが…?
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西戸崎駅について
所属:JR九州 香椎線
開業:明治37年1月1日
場所:福岡市東区
形状:地表駅・頭端駅・コンクリート平屋駅舎
乗換:なし
西戸崎駅へのアクセス 西戸崎駅と博多駅・福岡空港
西戸崎駅の写真とご紹介
駅舎です。
コンクリート打ちっぱなしと全面窓を強調した明るい駅舎に仕上げられています。
完成は平成8年です。
駅前です、あら撮影スポット?でも駐車スペースになっちゃってるのはどうかなと思います。
もったいないなあ💦
西戸崎駅ですが、海ノ中道と呼ばれる半島の先端にあり、この先は砂州を渡って志賀島となります。
そんなシーサイドな雰囲気を出す駅前と駅舎にしたかったのかもしれません。
また海の中道海浜公園は手前の海ノ中道駅だけでなく、西戸崎駅からも入場できます。
市民が身近に行ける観光スポットですが、香椎線の輸送力増強に伴って通勤圏内でもあり、駅周辺には海が見えるマンションも建っています。
駅舎内部に入ってみます。
出札と自動券売機です。
平成27年から無人駅となっています。
出札窓口跡に設置されている「どれどれ」と表示されたモニターは、列車の位置情報を表示するものです。
モバイルでは、JR九州アプリで提供されていますが、PCでも表示することができます。
「どれどれ」ってちょっとなんの機能か分かりにくいって思うのはワタシだけ?
待合スペースは明るくて開放的です。
日中はあまり人気がなく無人駅なの地元の地銀のキャッシュコーナーがあってびっくり。
改札の向こうにDENCHAが停まっています。
構内は変則的な2面2線構造となっています。
駅裏を見たところです。
すぐに博多湾、その向こうには福岡市街地が見えます。
船着場みたいなのが見えますが、ここから志賀島、博多港には船でも行けます。
博多港までの所要時間は約15分なので、鉄道利用より早く運行時間も約1時間おきに早朝から夜間まであるので、往路鉄道、復路船なんてルートも面白いかもしれません。
ただ博多港から最寄りのJR駅(博多駅)までのアクセスはバスになり、徒歩連絡でいちばん近いのは福岡市地下鉄の中洲川端駅または呉服町駅ですが、徒歩で20分以上かかると思います。
末端部です。
元々香椎線は軍事用の石炭輸送のために敷かれた鉄道だったので、戦前は、このあたりは軍港になっていたのかもしれません。
駅名標です。
このイラストはなんですかねえ、西戸崎のゆるキャラ?
実は令和5年からJR九州では香椎線各駅に駅キャラクターを設定しています。
詳しくはこちらで→香椎線キャラクター
西戸崎駅のキャラクターは「とざきん」ちゃんだそうです。
神社で階段ダッシュをするのが得意だとか…なんやねんそれ???
819系 DENCHA
ここからは、香椎線の全列車の運行を担当する819系のご紹介もしましょう。
通称「DENCHA」正式には「九州旅客鉄道BEC819系近郊形交流用蓄電池電車」となるのかな?
まあいいや、ワタシはDENCHAと呼んでお話しすることにします。
DENCHAの顔、817系と同じような顔をしています。
バッテリー駆動なのでサイドには、それを強調するロゴがあります。
車内のモニターには仕組みが解説されています。
バッテリー駆動なので充電する必要があるのですが、その設備、香椎駅にしかありません。
以前、JR東日本の男鹿線に乗ったときにDENCHAときょうだい分のEVーE801系は、終点の男鹿駅に充電設備があったので、香椎線も西戸崎駅や宇美駅にあるのかと思ったらありませんでした。
1回の充電で西戸崎・宇美と香椎を往復できる能力があるんですね。
香椎線は男鹿線の運行区間と違って途中に電化区間もないので、これは意外でした。
車内です。
シーサイド列車らしくブルーを基調の車内(外観もだけど)になっています。
ドアは両開き1両3ドアです。
福岡市地下鉄乗り入れの305系同様、阿蘇くろえもんが、ここにもいました。
床のQRコードまがいのデザインも同じです。
何気にDENCHAのロゴが🤭
次回も香椎線の駅をご紹介します。
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(令和6年8月訪問)
福岡の駅をぐるり 記事リスト
※お越しになった日にちによっては、未公開となっている場合があります。
写真は、平成10〜20年代撮影のものが多くあります。現在の状況とは変わっていることがありますので、参考にする際はご注意ください。
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