前回の続き…
2024年7月13日~15日、海の日の3連休は、まだ梅雨明けしていないであろう事を念頭にあえて遠出はせず、地元・関西で2泊3日の乗り鉄・降り鉄旅行を敢行しました。行先は滋賀・京都・大阪でした。早朝の人の少ない時間帯に京都や大阪で駅訪問するのも目的のひとつでした。まぁ、実際に梅雨明けはしておらず、前2日は天気が良くありませんでした。
今回は初日(7/13)後半の内容です。
信楽高原鐵道線の全駅を訪問した後は、草津線の未訪問駅(全て貴生川~草津間)を降り鉄していきました。そして草津線の全駅制覇後は琵琶湖線で石山へと移動し、京阪石山坂本線に乗り換えて数駅を訪問しました。最後は琵琶湖線に戻って大津駅へと移動し、駅近くのホテルにて宿泊しました。。
今回の日程 2024年7月13日 (土) 【後半】
貴生川1322(草津線)1328三雲1400(普通)1403甲西1432(普通)1435石部1507(普通)1512手原1539(普通)1544草津1552(琵琶湖線・新快速)1559石山/京阪石山1609(京阪石山坂本線)1611唐橋前1621(普通)1623石山寺1640(下り普通)1646粟津1656(普通)1657瓦ヶ浜1708(上り普通)1711京阪石山/石山1758(琵琶湖線・新快速)1802大津
【宿泊】
(1)貴生川1322(草津線 普通・草津行き)1328三雲 223系4連
4両目転換クロスシート窓側席に着席 6割の着席率
車窓風景を眺めて移動
貴生川~草津間の途中駅は未訪問駅ばかりなので、1駅ずつ順番に下車していきます。
乗車列車は223系でしたが、草津線は223系の割合が高くなりましたね。
以前は113系、117系、221系が混在していましたが…。221系は今も見かけます。
列車は柘植始発だったので、まあまあの乗車率でしたが、窓側席に座れました。
下車した三雲駅は相対式ホーム2面2線の交換可能駅で、橋上駅舎を有しています。
南北に出入口があり、北口は昔からの旧東海道沿いの集落に面していて手狭な印象ですが、
南口側は元々駅裏で民家が少なく、大きな駅前広場ロータリーが整備されています。
(2)三雲1400(草津線 普通・草津行き)1403甲西 223系2500番代4連
4両目転換クロスシート窓側席に着席 ガラガラ
車窓風景を眺めて移動
この列車は阪和線から転属してきた223系2500番代でした。
空港輸送のため片側が1人掛け席になっていますが、
今は草津線より嵯峨野線向きかもしれません。
また、この列車は貴生川始発なので車内は空いていました。
次駅の甲西駅で下車しました。
甲西駅は国鉄末期の1981年に開業した新駅で、単式ホーム1面1線の棒線駅です。
棒線駅ながら橋上駅舎を有していて、交換設備設置が可能な構造です。
駅前は北口側に整然とした住宅地が形成されていて、南口側は田園地帯です。
(3)甲西1432(草津線 普通・草津行き)1435石部 223系4連
4両目補助席に着席 7割の着席率 景色を眺めて移動
この電車は柘植始発で乗車率が高く、転換クロスシート窓側席が空いていなかった為、
ドア脇の補助席に座り、顔を前に出してドア越しに景色を眺めていました。
下車した石部駅は相対式ホーム2面2線で、
橋上駅舎ではなく各ホームに面して改札口があります。
駅舎は南側のみにあり、北側は南北自由通路とホームの間に改札口が設置されています。
駅前は駅舎がある南口側に集落が広がっています。
元々駅裏である北口側は、一帯が中川ヒューム管の工場ですが、
その一部用地を利用して駅前広場を整備しようとしています。
当時は工事中で、北口から駅の外に出ることができませんでした。
(4)石部1507(草津線 普通・草津行き)1512手原 223系2500番代4連
4両目転換クロスシート窓側席に着席 3割程度の着席率
車窓風景を眺めて移動
この電車は貴生川発着の区間系統で、車内は空いていました。
223系2500番代4連1本で日中の区間運用をまかなっているようです。
栗東市に入り、1駅目の手原駅で下車しました。
手原駅は相対式ホーム2面2線で、橋上駅舎を有しています。
南口が正面口で、駅前は栗東市の中心市街地が広がっています。
駅裏だった北口側は住宅や工場が多く、また国道1号線と国道8号線の合流地点があります。
手原駅は栗東市役所の最寄駅ですが、
JTB時刻表では栗東市の代表駅は琵琶湖線の栗東駅になっています。
余談ですが、手原駅は2002年に一度訪問しています。
これは草津線の草津~手原間の上り連絡線を踏破するためで、
草津方面へ折り返す際に当駅で下車しましたが、改札は出ていません。
(青春18きっぷを使用)
これにて草津線の全駅訪問を完了しました。
(5)手原1539(草津線 普通・草津行き)1544草津 223系4連
4両目転換クロスシート窓側席に着席 8割の着席率
車窓風景を眺めて移動
草津線各駅の次は、石山駅を目指します。まずは草津駅まで行きます。
乗車列車は乗客が多かったのですが、偶然空いていた転換クロスシート窓側席に座り、
しばし景色を眺めて道中を過ごしました。
途中で東海道新幹線をくぐりましたが、
この付近に新幹線の「南びわ湖駅」ができるかもしれませんでした。
まぁ、もし駅があっても『こだま』しか停車せず、
多くの人は引き続き京都駅を利用していたでしょうね……。
5分の乗車で終点の草津駅に到着。改札を出ず琵琶湖線に乗り継ぎました。
(6)草津1552(琵琶湖線 新快速・播州赤穂行き)1559石山
225系8連+223系4連 12両目(223系)の転換クロスシート
窓側席に着席 1/4程度の着席率 景色を眺めて移動
草津駅からは新快速で石山駅へと移動。野洲始発なので車内は空いていました。
このまま乗り続けていれば加古川の自宅へ帰れるのですが、
2泊3日の1日目、まだまだ帰るわけにはいきませんw
下車した石山駅は既に訪問済みなので写真撮影は最小限にとどめて改札を出ました。
その後は南口側にある京阪石山駅へと移動しました。
(7)京阪石山1609(京阪石山坂本線 石山寺行き)1611唐橋前 600形2連
2両目で着席 ガラガラ 景色を眺めて移動
夕方は、京阪石山坂本線の一部駅を訪問していきます。
京阪石山駅を観察後は、石山寺行き電車に乗車、ちなみに石山坂本線は全列車普通です。
また、車両は小型で、京都の叡山電車に近いサイズです(叡山電車の方がやや大きいです)。
もうこの時間になると石山寺を拝観しようとする人はおらず、車内はガラガラでした。
私は京阪石山~石山寺間で唯一の途中駅である唐橋前駅で下車しました。
相対式ホーム2面2線で、西側の下り線側に改札口があります。駅舎はありません。
尚、京阪石山坂本線は交通系ICカードを利用可能です。
駅前は住宅街で、すぐ北側を旧東海道が横切っています。東側を瀬田川が流れています。
旧東海道を東へ進むと、ことわざ「急がば回れ」の語源となった
「瀬田の唐橋」が瀬田川に架かっています。
彦根・草津方面から大津・京都方面へ行くには唐橋経由ですと遠回りになりますが、
近道を使用として船で琵琶湖をショートカットしようとしても
特に冬場は風が強く転覆などのリスクがあるため、
結局は時間がかかってもリスクが低い唐橋経由の方が早く移動できる、の意味だったはずですw
(8)唐橋前1621(石山坂本線 石山寺行き)1623石山寺 600形2連
2両目で着席 ガラガラ 景色を眺めて移動
この電車もガラガラでした。休憩する間もなく終点の石山寺駅に到着しました。
頭端式ホーム3面2線ですがホームが狭く、コンパクトな終着駅です。
終端部に駅舎と改札口があります。
駅東側を瀬田川が流れていて、駅西側には山が迫っています。
駅前は北側は住宅地ですが、石山寺がある南側は瀬田川にまで山が迫っていて、
住宅や商店は見られませんでした。
ちなみに駅から石山寺の東大門まで850mほどあり、駅から寺を見られません。
(9)石山寺1640(石山坂本線 坂本比叡山口行き)1646粟津 600形2連
2両目で着席 3割程度の着席率 景色を眺めて移動
私は石山寺へは行かず、引き返すとします。
車内は石山寺からの拝観帰りの客もいるのか、往路よりは乗車率が高かったです。
当初は京阪石山寺駅で下車して京阪線降り鉄を終える予定でしたが、
まだまだ明るく、体力的にもまだ余裕があるので、
京阪石山駅をスルーして、もう少しだけ駅巡りをします。
そして下車したのは、1駅先の粟津駅でした。
相対式ホーム2面2線で、下りホームの坂本比叡山口方に改札口がありますが、
駅舎が存在しない無人駅です。先ほど下車した唐橋前駅と構造が類似しています。
駅前は住宅街で、東側には住宅団地があります。琵琶湖は約500m北東です。
(10)粟津1656(石山坂本線 坂本比叡山口行き)1657瓦ヶ浜 600形2連
2両目で着席 3割程度の着席率 景色を眺めて移動
この電車も先ほどと同程度の乗車率でした。すぐに瓦ヶ浜駅に到着。
中央の公道踏切を挟んで千鳥式ホーム2面2線の配置で、
各ホームの公道側に出入口・改札口があります。駅舎はありません。
駅の前後は急カーブがありますが、なぜ千鳥式ホームなのかは不明です。
駅前は住宅街です。琵琶湖まで約450mです(駅の北東側にあります)。
(11)瓦ヶ浜1708(石山坂本線 石山寺行き))1711京阪石山 700形2連
2両目で着席 半分程度の着席率 景色を眺めて移動
7月なのでまだまだ明るいのですが、そろそろ疲れが溜まってきたので、
降り鉄を終えて大津駅前のホテルへ向かうことにしますが、
大津駅前は飲食店が少ないため、浜大津方面には行かず京阪石山駅へ戻りました。
車両は600形ばかりに遭遇していましたが、今回はこの日最初で最後の700形でしたw
京阪石山駅下車後は、駅前にある「マクドナルド」で夕食を済ませました。
食後はJR線の石山駅へと向かいました。
(12)石山1758(琵琶湖線 新快速・播州赤穂行き)1802大津
223系8連+225系4連 12両目(225系)転換クロスシート窓側席に着席
半分弱の着席率 景色を眺めて移動
この日最後の乗車列車は新快速でした。
長浜始発でしたが、まだ『青春18きっぷ』シーズン前だったこともあり
乗車率はさほどでもなく、転換クロスシート窓側席に座れました。
この電車もそのまま乗り続ければ加古川へ帰れるのですが、
あと2日間乗り鉄しなければならないので、加古川までは行かず大津駅で下車しました。
大津駅は以前に駅観察しているので、写真撮影は控えめにして改札を出ました。
そして駅舎と駅前を撮影後しましたが、駅前はビル街でまあまあ人通りがある一方、
駅前にはよそ者が気軽に入れる飲食チェーン店が少ししかありませんでした。
私は駅前のコンビニで買い出しをしてから、駅の地下道を通って反対側の南口へ回り、
東側の国道1号沿いにある「ホテルアルファーワン大津」にチェックイン。
すぐに入浴を済ませて部屋でくつろいでいましたが、
自宅と同じ関西地区ゆえ、テレビを観る際はチャンネル番号がほぼ同じなので、
逆に違和感を覚えました(関西地区でほとんど宿泊しないため)。
スマホも操作していましたが、疲れが溜まっていたのか、
21時には寝落ちしていました。
翌日以降も近畿地方の乗り鉄・降り鉄を続けました。
(つづく)
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません
(参考:Wikipedia)
テーマ:鉄道踏破の道(21~)