(その1からの続き)
-豊清水信号場(16:29着・16:32発)-
恩根内市街から全駅間歩きをスタート。国道に出ると牧草地帯が広がりました。
踏切を越えて道なりに進むと、未舗装路と合流し再び北へ。
しばらく進むと牧場が見えてきました
…って、あれれ?
道に細いロープのようなものが張られていますよ。
これは通行できないってこと?
ここ通行できないってなると
迂回するのはすごい面倒だよ…。
ロープの前であたふたしていると、
母屋の方から牧場の方が出てきて、ロープを落としてくれました。
どうやら牛さんを放牧地から戻そうとしていたところだったみたいですね。
ロープのようなものは電気ロープ。
強引に突き進んで触れていたら大変でしたね。
気を取り直して北へ。
この道は国道40号の旧道だったそう。
あまり道幅は広くないけど、所々に街灯があったりする。
18年前歩いた時は、今にも雨が降りそうな曇り空だったのですが、
今回は雲一つ無い快晴です。
線路が右から迫ってきました。
奥に小さな建物が見えてきましたが、
たぶんあれが豊清水信号場の建物…のはず。
豊清水駅跡こと豊清水信号場はもう目の前。
20メートルほど先の角を右折すれば信号場です。
この場所を18年前に反対側から撮っていました。
それが…
こちら。
上下どちらの写真にも同じトドマツが写っている…はず。
18年前は駅前に廃牧場の残骸が残っていました。
そして走っていたのかわからないバス停のポールも。
ただ、スクールバスがこのあたりを走っていた記憶はあります。
というわけで、豊清水信号場に着きました。
2021年までは豊清水駅として旅客営業を行っていました。
18年前の豊清水駅。
待合室の目隠しが無く、縦書きの駅名標も取り付けられていました。
線路側に進むとこんな感じ。
信号場としては生きているため、現在も列車行き違いが可能です。
こちらは18年前の写真。
当時は島式ホームが設けられていました。
こちらも18年前の写真。
サロベツ号が通過していますが、
この先頭車両はお座敷仕様の特別車両だったはず。
一通り写真を撮ったら次の駅へ。
さらに北へ少し進むと、小さな川を渡りました。
ここが美深町と音威子府村の境界。
国道と違って、カントリーサインはありませんでしたが。
橋の先からは未舗装路になるも、まもなく踏切が見えてきました。
踏切を渡ると、舗装路に戻りました。
周囲は畑っぽいですが、近くに民家は見当たりません。
しばらく進むと、国道40号との交点が見えてきました。
ここから再び国道を歩きます。
(その3へ続く)
豊清水信号場周辺のGPSログ(1/30,000)です。