越後川口を出た水上行は、ほどなくブザーが鳴り出し緊急停車。
小出駅構内で人が線路に立ち入ったそうで、越後堀之内駅まで行って停まります。
越後湯沢から新幹線で帰るので、指定券を持っており、一時間ほど余裕をみていますが、やはり心配。
「只見線大白川行は、この列車の到着を待って発車します」と、ローカル線らしい、暖かいアナウンス。
只見線は大雪で大白川~会津川口間が長期運休なので、会津若松行最終列車も大白川止まり。
一日5本しかないので、待ってあげないと気の毒。
「水上での接続は待ってもらえるんでしょうか」と車掌さんに聞きに来るご婦人もいて、18きっぷで旅しているのでしょう。
水上からは一時間に一本出ているから心配ないですよと言ってあげたかったけど、余計なお節介はやめておきました。
40分遅れで運転再開。
只見線ホームに大白川行が待っています。

途中、浦佐、六日町、塩沢で、まとまった乗り降りがあり、上越国際スキー場前でスキー客が数十人乗車。
駅のホームで長く待たされて寒かったと言い合っています。
車掌さんは車内を回って、越後湯沢までの乗車券を発行で大忙しです。
精算所の混雑緩和になるし、列車の収入にもなりますね。

越後湯沢でどっと降りて、列車は水上に向けて発車します。
私も新幹線に乗り換えましたが、夕方18時の東京行はスキー客で満席。
改札もお土産も大混雑でした。
おそばを食べて、家に笹団子を買い、車内でひたすら寝ていました。
何とか無事に帰って来られたことに感謝です。
