こんにちは!
今回は京浜東北線に関する記事を書いていきたいと思います。
今年のダイヤ改正において、各線における余剰のE233系が一斉に離脱しました。中央線では10両編成のT40,T71,H49編成の3編成、南武線ではN36編成、常磐緩行線ではマト2,マト11編成の6編成が運用離脱状態となっています。これらの車両はおそらく今後、どこかの路線へと転属していく車両が出てくるのだろうと思います。しかし、E233系で転属する予定の車両はこれらの路線に留まりません。京浜東北線のE233系も、2025年度中に2編成が千葉地区に転属する予定となっています。京浜東北線と中央線・南武線などで事情が違うのは、転属予定車の離脱が起こっていないことですね。中央線ではグリーン車営業運転開始に伴い10両の編成、南武線・常盤緩行線ではワンマン運転開始に伴いワンマン非対応編成の離脱が出てきていますが、京浜東北線では今春に何らかの動きがあったわけではないので、離脱編成は出てきていません。そのため、今年に転属するであろう編成も含めて運用に就いているので、転属予定編成の予想がしづらいのですよね。しかし、完全に絞ることが出来ないわけではありません。機器更新やワンマン・ATACS改造などが行われていますので、これらから対象を絞ることは出来るのではないか?と思われます。今回は対象に成りうる編成の候補を考えてみたいなと思います。
おそらく現段階で機器更新・ワンマン・ATACS改造が行われていない編成か…?
それではどんな編成が対象に成りうるのかということを考えた際、おそらく現段階で機器更新やワンマン,ATACS改造が行われていない編成が対象になりうるのではないか?と思われます。まず、労働組合資料からは転属対象の編成は機器更新工事が施工されることが明らかになっています。このことから、現段階で機器更新を受けていない編成が対象となるでしょう。また、E233系は京浜東北線で将来的に始まるワンマン運転に向けて、一部編成ではワンマン改造・ATACS改造がスタートしています。これらの工事は京浜東北線での仕様を見越した改造であるので、この改造を受けていない編成が対象になる可能性があるでしょう。これらを踏まえると、現段階で機器更新・ワンマン・ATACS改造を受けていない編成というのが、機器更新対象になりうるのではないか?と思います。それではそのような状況の編成はどのぐらいいるのでしょうか?手の付けられていない編成をまとめてみると以下のようになります。
サイ101~108、110、116~137、149、153、158、161、167、175、179
このようになっています。
E233系1000番台は現在機器更新が進行中ですが、現在はサイ111以降の編成が順番に機器更新が進んでいるような状況となっています。
恐らくですが、この中から転属する編成が出てくるのではないかな?と思うのですが、どの編成が対象になるのか?と考えた際、なかなか想像はしにくいのかなとは思いますね。順当に古い2編成のサイ101,102が転属する可能性もあるかもしれませんが、一方で中央線のH49編成や常磐緩行線のマト2,11がそうであったように、中途半端に2編成離脱させるかもしれません。この辺りの想像は現段階ではなかなか難しいのかな…とは思います。
離脱編成が出ていないので、なかなか予想しづらいですが、あと1年以内に2編成がいなくなるのは確実ですので、記録をしたい方は上記の編成を中心に記録すると良いのではないかなと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!