多摩川線沿いの道を少し歩くと、中原街道をくぐるトンネルがあった。
ウォーキングマップには太田区内最古のトンネルと表示されている。
道路をくぐるかまぼこ型は確かに数少ないかもしれないが、最古と知らなければ何の感慨もなく通り過ぎてしまうかもしれない。
トンネルを抜けると、再建された用水があった。
少し歩くと「東京の名湧水57選」の立て札が。
57というのがリアルだ。
草のところから水が湧いている。
この用水は台地のへりに沿っている。
用水は多摩川から引かれているらしいので、ここが源流ということではなさそうだ。
お寺の脇には水車があった。
足踏み式水車を再現したものらしい。
東海道新幹線の線路をくぐると、マップの目的地の一つ密蔵院に着いた。
用水と遊歩道はまだ先に続いているが、マップはここまでしか表記されていない。
先に進むか迷ったが、遊歩道がどこに向かうのか、どのくらい続くのか見当がつかないので引き返すことにした。
同じ道を引き返すのも徒労感が湧く。
道路がY字になっている所に、交番らしい建物があった。
「町会」「安心センター」とかの文字が見えた。
交番でなくてもとにかく道を聞こうと近づくと、中にいたのは警察官でどうやら交番だったようだ。
丁寧に最寄り駅への道順を教えてもらった。
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