
今回の『駅【アーカイブ】』シリーズは、
神奈川県横浜市金沢区南部、平潟湾沿いに形成された市街地に位置する京急本線と京急逗子線の分岐駅で、金沢シーサイドライン【通称:シーサイドライン】との乗換駅である、
金沢八景駅 (かなざわはっけいえき。Kanazawa-hakkei Station) ですが、
今回は橋上駅舎化される以前、築堤下に駅舎があった時代の姿をUPいたします。
7年後の2019年に橋上駅舎化されました。
駅名
金沢八景駅 (KK 50)
休止日または廃止日
2019年1月26日に現在の橋上駅舎へと移転。
乗車可能路線
京浜急行電鉄:本線、逗子線
隣の駅
京急本線
泉岳寺方…………金沢文庫駅
浦賀方……………追浜駅
京急逗子線
新逗子方…………六浦駅
乗換可能駅
横浜シーサイドライン:金沢シーサイドライン【シーサイドライン】
……金沢八景駅まで徒歩9分
訪問・撮影時
2010年7月、2012年5月

シーサイドラインの仮駅に通じる歩道橋より西を望む。2012年撮影。
奥に京急線の金沢八景駅があります。
当時はバス乗り場とタクシー乗り場が駅から少し離れた所に分散配置されていて、
国道16号から京急駅へ向けて狭い駅前通りが延びていました。
雑然とした市街地といった印象でしたが、既に再開発は進行していました。
これが今は再開発されて、京急駅前までシーサイドラインが延伸されています。

こちらは2010年撮影です。奥に京急線の金沢八景駅があります。

分かりづらいですが、地上駅舎です。西を望む。2010年撮影。
築堤下にかけて改札口があり、地下通路で築堤上のホームと連絡していました。
駅舎右側の東西連絡地下道は今も残っています。

2010年当時の駅名標です。旧デザインでした。

2010年当時の金沢八景駅も島式ホーム2面4線でした。
駅舎は線路の下にあったため、上空はスッキリしていました。
本線・泉岳寺方を望む。

西側の変電所のような建屋は、2010年当時もレトロに見えました。

本線・浦賀方、逗子線・新逗子(現:逗子・葉山)方を望む。
この景色は今もさほど変わりませんね。
あとがき
私が地上駅舎時代の京急線・金沢八景駅を訪問したのは少なくとも2003年、2010年、2012年の3度あります。当時は古き良き私鉄駅といった雰囲気でした。今は駅ビルを併設の綺麗な橋上駅舎へと変わり、駅前も再開発されてシーサイドラインもようやく本設駅へと乗り入れることができるようになり、当時とは駅や駅前の様子が一変しました。
下車(乗車)時・・・2003年、2010年、2012年。
廃駅訪問は(飛行機、レンタカー含む)
東京から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
大阪から・・・当日中に到達可能、日帰り往復可能
食料・飲料 (2025年時点。駅から500m以内)
コンビニ・・・・・・あり
飲食チェーン店・・・あり
まぁ地上駅舎時代に何度も訪問できて良かったです。もっと写真は撮っておくべきでしたが…。
(参考:地理院地図、Google地図、Wikipedia)