sunriseの鉄旅備忘録

撮り鉄遠征の様子を記録がてら投稿するブログ。毎週金、土更新予定です。Twitterは好評?営業中!

4/4(金) 新山口配給 D51を大畠で狙う

昨日からサロンカーなにわのツアーが始まりましたね。今回は山口線を走るそうで、私の知り合いの鉄の方は3分の2くらいの方々が山口線参戦するよ、とおっしゃっています。

おそらくそんな感じで日本中から多くの撮り鉄山口線山陰本線に集結するのでしょう。かく言う私もその1人でございますが。

 

さて、そんな話題の裏で、こちらもホットな列車が走っておりました。

今回狙うのはタイトル同様、新山口配給です。

新山口配給というのは、毎年春〜秋にかけて山口線で運転されるSLやまぐち号を牽引するD51-200を京都の梅小路運転区から新山口へと回送するための列車でございます。

 

一度は追っかけも考えたのですが、いただいた配給スジだと運転停車はわずかなものであることから今回は1発撮りをすることに。で、前日にSCWを確認したところ山口県は真っ黒でしたので、これなら!とかねてから訪問したいと思っていた、大島大橋で撮影することを決定いたしました。

 

ということで早速、最寄り駅の博多から電車に乗ります。今回は奮発して新幹線です。

乗車電は700系レールスター編成で、博多発で徳山に停まる1番早い列車に乗り込みます。

こだま383号 岡山行き

 

徳山到着。(下りホームの看板です…😅)

 

配給の通過時刻は昼前なので6時台の新幹線に乗る必要はないのですが、わざわざ早朝の新幹線に乗ったのは理由が。1つは早くスタンバイしていい場所を確保したかったというのと…

 

もう1つはこれ。

115系リバイバルカラーに乗車するため、でした。

JR西日本の懐鉄シリーズという企画で復刻された瀬戸内色ですが、JRの公式サイトで毎日の運用が公開されております。下関の115系は下関〜岩国というかなりの長距離を結ぶ列車のため下手したら1日待っていても撮影できない、乗車できないということもあるためこの機会に乗っておこうというのが今回わざわざ早朝の新幹線に乗った理由でございました。

 

ま、車内は黄色編成と何も変わらないので、個人的達成感のためですね。

 

列車は席が軽ーく埋まるくらいの乗車率で出発。徳山から1時間ほどで最寄りの大畠駅に到着です。

瀬戸内色を見送ります。

 

ということで、大島大橋へ向かいます。

 

大島大橋はこの駅からも見えていて、歩いても700mほどという良アクセスでございます。

コンビニの横っちょからは路地に入るのですが、こんな標識がいくつもありました。自転車の方が多いからでしょうね。ここから500mほど歩いて目的地へ到着です。

 

橋が見えてきました。

到着。

ja.wikipedia.org

大島大橋周防大島と本州を陸路で結ぶ唯一の橋で島の重要な交通を担っています。周防大島は人口1万人弱と意外と大きな島で、学校などもあるようです。撮影中もたくさんの学生が島へと渡っていきました。

 

大島大橋の説明もそこそこに、撮影を始めます。

 

まずは記念すべき1本目。

3310M 普通 岩国行き  3317M 普通 徳山行き

 

まさかの115系の離合でした。115系は山口地区では未だ主力とはいえ、ウララ的なやつがいつ攻めてきてもおかしくない状況。廃車も進んでいるので、これは貴重なカットを得られた?のではないかと思います。

寝ぼけていたのか何なのか、連写せずに1発切りをしてしまいましてこの1枚しかないのですが、良い切り位置で撮影することができたので納得です。

幸先良いスタートですよ〜。

 

お次は先ほどの乗車電が帰ってきました。

3319M 普通 新山口行き

 

汚ねぇ…    

私はこういう汚〜い編成が大好きなので、いい感じに汚れてくれていて良かったです。

この日の瀬戸内色はこの運用で下関まで下り、大畠に戻ってくるのは17時前ということだったので、早い時間から場所取りしておいて正解だったなと思います。

 

3321M 普通 下関行き

 

瀬戸内色通過後に隣の方が帰られたので、1メートルほど大島側に移動しました。

最近は画角をもっと右に振って 陸と海 3:7くらいの構図がTwitterによく上がっていましたが、私はその構図があんまり好みではないので、陸と海 6:4で構図を組んでみました。

また写真左下の海のグラデーションが私的にすごく気に入ったのでそれも見えるように意識しています。

 

この日は強風が止むことなくずーっと吹いていて、橋の橋脚部分では潮の渦みたいなものが出来始めておりました。気温もそこまで高くないので、体感は真冬でしたね…

家に帰って顔を洗うと、潮風のせいか水が目に染みて痛かったです。潮風を舐めたらあかんぜよ。って感じです。

 

2075レ EF210-17

 

ぜーんぜん貨物来ないなぁと思ったら、ようやく登場。濃いグレーのスカートで引き締まって見えます。青ボディに白いラインが瀬戸内海を連想させます。高積載な点もありがたいですね。

 

貨物はもう一本来たのですが、そちらはぼーっとしていたら撮り逃しました…😅

 

本番前最後の練習電。

列番不明 回送

本番前に実戦っぽく2両編成がやって来ました。今回は回送での通過でしたが、幡生入場か何かでしょうか。そして、車両の赤が海の色と意外と似合いますね。

 

ということで、本番。

優勝。

私の背後ではすこーしだけ雲が湧き始めていましたが、雲など気にすることなく余裕のゴールインでした。極寒の中4時間も耐えた価値がありました。☺️

 

余談ですが、最近話題のガムテープに色々書き込んで場所取りする鉄と初めて遭遇しました。撮影者も20人ほどと思ったよりも少なかったので大きな混乱はなかったですが、ちょっと新鮮な体験でしたね。まあ、私は場所取りするなら三脚据えとけよ、と思いますが…

 

一本前のさくらは見た感じ自由席が混雑していたので、直後ののぞみに乗って30分で帰福です。

大阪万博も近いですね。ミャクミャクちゃんもいろんなところで見かけます。

のぞみ125号 博多行き
自由席が2両に減ってしまったとはいえ、1人でゆっくり座れました。

大畠から博多までの切符を買っていたので徳山で改札を出られないことを思い出し、急遽、駅のセブンでお土産を調達いたしました。

ということで、帰着。

 

念願の大島大橋で撮影することができ、満足な遠征でございました。桃を撮りにでも、また行くきたいなぁと思います。今回も最後までご覧いただきありがとうございました。