地球の気候が変動を始めて久しいのですが、微動変異は地球と言う惑星が誕生して、ずっと発生し続けていました。
地球温暖化はもう何十年と進行しており、由々しき事態であることは、誰もが認めているところです。
が、その原因となると、いささか見解の相違が、国際世論として差異を生み出し、国家の目標や取り組みについても、温度差があります。
1番大きな問題は、科学者の間で意見が割れているところで、実際にこの星で何が起こっているのか、実は何も解らないところです。



この大きな気候変動は、本当に二酸化炭素による温暖化なのか、それとも宇宙の営み ── 太陽系の周期的なものなのか。
ただ、これまで自然破壊を続けてきた人類が、環境保護に目を向けた•••••••,そのことだけは、唯一の確かな評価に価するできごとです。
そんな中で、世界的な風潮は脱炭素とカーボンニュートラルの活動が主軸とされておりますが、脱炭素とは地球温暖化の原因となる二酸化炭素 = CO2の排出量をゼロにすることを目指す取り組みです。
そしてカーボンニュートラルは、排出してしまった温室効果ガスを、さまざまな方法で相殺して実質ゼロにすることを意味します。



脱炭素の取り組みは、太陽光発電・風力発電・地熱発電などの再生可能エネルギーの導入や、化石燃料由来の燃料や原料をバイオマス由来のものに転換する省エネ性能の向上などがあります。
JR西日本は、成分が軽油とほぼ同じ″次世代バイオディーゼル燃料″の気動車を、2023年7月から試験的に運用しており、キハ40系に貼られたシール式のヘッドマークは、その該当車両の証しです。
今年2025年度より本格導入を目指しているこの取り組みは、バイオ燃料使用時のCO2排出量は軽油とほぼ同じものの。
原料となる植物の光合成で吸収したCO2と排出するCO2が相殺され、CO2排出量が実質ゼロとみなされるシステムです。

エンジンのパワーや加速性能は、軽油使用時と比べて遜色なく、トップスピードの維持も問題がなく、燃費や安全・安定性も良好なことから、2030年度をめどに全てバイオ燃料に置き換える予定。
バイオ燃料 = BDF導入に向けての、エンジンの改造などを行う必要はなく、BDFを常時100%使用する本格実装は、今後のディーゼル機関を使用する、全ての業界への福音となると言われています。
JR西日本は2021年度実績で、ディーゼル車両用の軽油を年間21,000キロリットル使用しており、これを全てBDFに置き換えた場合、年間で実質55,000トンのCO2削減効果があるそうです。
JR西日本は2050年のカーボンニュートラル達成に向け、2030年度にグループ全体のCO2排出量を、2013年度費で46%削減することを目指しています。